南海電車の車両ご紹介


8300系:南海電車通勤型最終更新日:2020年8月15日8300系:南海電車通勤型

        

※南海電車8300系通勤型
8300系:南海電車通勤型

8300系:南海電車通勤型南海電車8300系通勤型の詳しい説明です。

製造年:2015年〜
製造中
編成規模:86両
受賞経歴:なし
配置検車区:住之江検車区
(2020年現在)
最高運転速度
110km
主電動機(モーター):IGBT素子VVVFインバータ制御
集電(パンタブラフ):シングルアーム式
主な運用路線
南海本線、高野線、泉北高速鉄道線
【解説】
 旧型になりつつある7000・7100・6000系の置換え用として2015年から製造されました。

 車体と車内について:車体はステンレス製で、車体側面の雨どいを屋根に内蔵させてすっきりとした外観にしています。
車体の塗装は青と橙色の帯を纏った南海の標準塗装を採用しています。
車内の座席は質感の異なる2種類のクッション材を組み合わせた、従来より大きなドット柄で明るく暖かみのあるデザインです。
また、袖仕切りの内側もシートに合わせた色調としています。高野線仕様車は、9000系のリニューアル企画「マイトレイン」に準じた
グレー調の座席と青色の吊り革が採用されています。2016年以降導入の2両編成では、多客時にスーツケースなどによる
通路の通り抜けが困難となる事態が問題視されたことを受け、袖仕切りの形状を改良し客用ドア横のスペースを拡張しています。
窓ガラスは南海で初めて複層ガラスを採用。ドアチャイムは従来からの物を踏襲しています。また、ドア開閉に連動して赤色に
点滅する開閉予告灯とドアチャイムも引き続き採用。ラインデリアは連続調となっています。

現在、通勤型として、本線、高野線と泉北高速鉄道線で運転されています。今後の南海の標準型電車となる車両です。

【画像解説】
@ロングシート
Aフリースペース
Bドア上のLCD案内
@8300系:ロングシートA8300系:フリースペースB8300系:ドア上のLCD案内