西日本鉄道(西鉄)の車両ご紹介


西日本鉄道(西鉄):3000形最終更新日:2020年8月18西日本鉄道(西鉄):3000形


                

※西日本鉄道(西鉄):3000形通勤型電車
西鉄3000形:転換式クロスシート

西日本鉄道(西鉄):3000形西日本鉄道(西鉄)3000形:転換式クロスシート通勤型電車の詳しい説明です。

製造年:2005年
〜2009
編成規模:60両
受賞経歴:2007年に鉄道友の会よりローレル賞受賞
配置区:**車両センター
(2020年現在)
最高運転速度
110km
120km(設計)
主電動機(モーター):IGBT素子VVVFインバータ制御
集電(パンタブラフ):シングルアーム式
主な運用路線
天神大牟田線、太宰府線、甘木線
【解説】
 開発の経緯:2000形と8000形の置換えとして製造、2006年3月から営業運転が開始されました。
下記の3つのコンセプトを基本に車両の仕様を決定しました。

一新:現存の車両とは異なる新しいデザインで車両を作り、「ときめき」を感じる車両を作る。
快適:お客様の立場に立ち誰もが利用しやすい「ぬくもり」、「やすらぎ」を提供できる車両を作る。
高品質:社会の共感を得ることができるような「ゆとり」ある移動空間を提供できる車両を作る。

 車体や車内の特徴など:ステンレス製の車体を初めて採用、前頭部は普通鋼製で傾斜をつけて丸みのある形状です。
集電(パンタブラフ)装置は、西鉄初のシングルアーム式を採用しています。
3・2・5両編成で、車内はドア間は転換式クロスシート座席、車端部はロングシート座席です。
車体の寸法は幅が従来車の2670mmから拡大した2724mmとし、客室スペースの拡大を図っています。
車内の案内表示も大型のLCD表示を採用しています。製造は川崎重工業が担当。

 現在運転されている路線は、貝塚線を除く全路線です。特急から普通列車まで広範囲です。
また、ラッピング列車として、「水都」、「旅人」の運転もあります。

他の転換式クロスシートの車両については、座席のご紹介をご覧ください。
 

【画像解説】
@LCD表示
Aクロスシート座席
B「水都」座席
C「水都」列車
D「旅人」列車
@西鉄:3000形:LCD表示A西鉄3000形:座席B西鉄3000形:「水都」座席C西鉄3000形:「水都」D西鉄3000形:「旅人」