開発の経緯:3000系列の置換えとして製造、2016年4月から営業運転が開始されました。
車体や車内の特徴など:車体はアルミニウム合金で、コーポレートカラーの赤を継承した「イノセントレッド」を採用。
車体側面のドア横には、朝日をイメージしたグラデーションがデザインされています。
前面・側面の種別・行先表示にはフルカラーのLEDを採用、また、前照灯もLEDを採用しており、いずれも山陽では初となります。
車内は、白を基調とした天井板、化粧板に加え、大窓ガラスの採用により開放感のあるクリアでスマートな印象としています。
座席は、赤系(優先座席は青系)のロングシートで、兵庫県花の「のじぎく」があしらわれています。
乗降口上部には山陽電車としては初となる15インチのLCD式車内案内表示装置が千鳥配置され、
日本語、英語、中国語(簡体字・ 繁体字)、韓国語の4ヶ国語による情報案内が行われています。
現在運転されている路線は、本線と阪神本線、高速神戸線です。特急から普通列車まで広範囲です。(3両編成10本)
また、ラッピング列車としての運転もあります。今後増備される山陽の標準形式です。