開発の経緯など:九州屈指の観光地である由布院(湯布院)、別府と福岡方面を結ぶために登場しました。
キハ71系は、急行型キハ58・65系を改造、車体は新製して1989年に登場。
キハ72系は、キハ200系をベースに新製して1999年に登場しました。
車両の特徴:先頭車両は前面窓が大きな曲線を描き、従来にない形状で、リゾート観が強い印象です。
車内は、1、000mmのシート間隔でリクライニングシートを採用、それまでの特急列車に比べ、快適な旅を実現しました。
さらに、小ぶりながらロゴマーククも付いています。また、簡易ながらコンパートメント座席やミニサロン、ビッフェなどももあります。
車両の種類:全て普通車のキハ71、72で構成されています。
現在運転の列車:「ゆふいんの森」のみです。博多〜大分)
現在、4両編成と5両編成の1編成が筑豊篠栗鉄道事業部直方車両センターに配置されています。
編成が少ないため運休日には、185系
(ゆふ編成)での代走もあります。
また、キハ71系は関西地区での展示で、1993年7月に大阪駅まで自走して来場しています。