JR特急のご紹介


HC85系:JR東海最終更新日:2023年5月27日HC85系:JR東海


         

※JR東海HC85系:気動車特急(「ひだ・南紀(2023年7月投入予定)」)
キハ85系:JR東海特急型気動車

HC85系:JR東海JR東海:HC85系の詳しい説明です。

製造年:2019年
〜製造中
編成規模:68両(今後増備あり)
受賞経歴:2023年に鉄道友の会よりブルーリボン賞受賞
配置区:名古屋車両区
(2023年現在)
最高運転速度
120km
動力方式:ディーゼルで制御はVVVFインバーター制御
集電(パンタブラフ):なし
主な運用路線
東海道本線、高山本線(今後は、関西本線、紀勢本線、参宮線、伊勢鉄道線など)
【解説】
 開発の経緯:キハ85系気動車の置換用(製造から35年以上経過)として2019年に誕生したのがHC85系です。現在、68両が在籍。

 車両の特徴:JR東海初のハイブリッド気動車です。ディーゼルエンジンで発電した電力を蓄えてモーターで駆動する方式です。
眺望もキハ85系キハ85系:ワイドビューひだ・南紀同様に眺めやすくなっており、居住性も向上。先頭車両の形状は貫通型で、需要に柔軟に対応しています。
絵入りのヘッドマークがないため、愛称名の確認ができませんが・・・。今後の改良に期待しましょう。また、前面展望も少々無理のようです。

 車両は、先頭普通車のクモハ85、中間普通車のモハ84、先頭グリーン車のクモロ85などで構成され、需要に応じて柔軟な編成を組むことが

可能になっています。客室の通路と座席には段差がありません。一部の普通車には車椅子スペースが3箇所確保されています。

また、車内のデッキには沿線の工芸品を展示している「ナノミュージアム」もあり、運用区間の工芸品を見ることができます。

普通車、グリーン車とも全座席に電源コンセント完備。シート間隔もキハ85系と遜色なくゆったりしています。走行音も静かです。

 製造は日本車輌製造です。2022年7月1日から「ひだ」での運転が開始され、2023年3月のダイヤ改正で全列車がHC85系に置換わります。

現在運転の列車は、「ひだ」:大阪・名古屋〜高山・飛騨古川・富山で、2023年7月以降には「南紀」にも投入予定です。

2023年5月には鉄道友の会よりブルーリボン賞を受賞しました!!

【画像解説】
@普通車
Aグリーン車

Bデッキ
(ナノミュージアム)
C車椅子スペース
@HC85系:普通車の座席AHC85系:グリーン車の座席BHC85系:デッキの「ナノミュージアム」CHC85系:車椅子スペース