JR九州の路線ご紹介


883系:交流型電車特急885系:交流型特急電車最終更新日:2021年4月25日 787系:各路線で活躍中783系:各路線で活躍中

☆☆路線略図☆☆※画像提供は、九州旅客鉄道様

JR九州路線図

電化区間は、交流60hzの20000Vですが、筑肥線と唐津線(唐津〜西唐津間)と山陽本線終点の門司駅直前までは、直流1500Vです。
また、九州新幹線については、交流60hzの25000Vです。山陽本線の下関駅から西はJR九州の管轄となります。
上位順
路線名
区間(起点駅〜終着駅)
駅数
営業キロ数
主な運転列車や沿線の概要など
1
日豊本線 小倉〜鹿児島 112 462.6
小倉〜大分までは、複線(途中の立石〜中山香、杵築〜日出間は単線)で大分まで
列車頻度が多い。全線電化で特急電車については、783、787、883、885系
普通快速電車については、415、713、811、813、815、817系など
特急気動車については、キハ183、185系、140、147形、125形、71系
普通気動車については、キハ40形、47型、147形などが運転されています。
特に、佐伯〜延岡間は、787系が普通列車として運転されています。
「ソニック、にちりん、にちりんシーガイア、ひゅうが、きりしま」などの電車特急
「九州横断特急、ゆふ、はやとの風、海幸山幸、ゆふいんの森」などの気動車特急
JR九州の保有車両のほとんどが沿線で見られます。
鹿児島本線 門司港〜八代
川内〜鹿児島
香椎〜福岡貨物
ターミナル(支線)
60 232.3
49.3
3.7
本来は、門司港〜鹿児島間の398.5kmの路線でしたが、八代〜川内間は
2004年3月の九州新幹線の新八代〜鹿児島中央間が開業したために第三セクターの
《肥薩おれんじ鉄道》に経営を移管して現在の分断路線(281.6km)となりました。
門司港〜八代、木場茶屋〜串木野、東市来〜鹿児島間は複線
全線電化で特急電車については、783、787、883、885系
普通電車は、415、713、811、813、815、817系
特急気動車については、キハ183、185系、140、147形、125形、71系
普通気動車については、キハ40形、47型、147形などが運転されています。
「有明、きらめき、かいおう、ソニック、にちりん、にちりんシーガイア、かもめ、みどり、
ハウステンボス」などの電車特急、「ゆふ、ゆふいんの森、A列車で行こう、
かわせみやませみ、いさぶろう・しんべい」などの気動車特急
日豊本線同様、JR九州の保有車両のほとんどが沿線で見られます。
九州新幹線 博多〜鹿児島中央 12 (256.8)
288.9
2004年3月に新八代〜鹿児島中央間、2011年3月に博多〜新八代間が開業。
使用車両は、800系とN700系(7000番台:JR西日本、8000番台:JR九州)で、
整備新幹線ですので最高速度は、260kmです。
800系は6両、N700系は8両の短い編成です。
800系は、全て2−2列シートですが、N700系の1〜3号車は、2−3列シートです。
「つばめ、みずほ、さくら」が運転されており、山陽新幹線直通の列車(みずほ、さくら)は
全て8両編成です。路線距離は256.8kmですが、運賃は営業キロで計算されます。
長崎本線 鳥栖〜長崎
喜々津〜浦上
42 125.3
23.5
複線区間は、鳥栖〜肥前山口、諫早〜喜々津、浦上〜長崎で、他の区間は単線。
全線電化で特急電車については、783、787、885系
普通電車については、415、811、813、817系など
普通気動車は、キハ66・67形、47形、200・220形、125形が運転されています。
「かもめ、みどり、ハウステンボス」などの電車特急、また、団体臨時列車として
「或る列車(キロシ47型)、ななつ星(DF200−7000、77系客車)」も運転されます。
豊肥本線 大分〜熊本 37 148.6
電化区間は、熊本〜肥後大津、大分〜下郡信号場、他は単線・非電化区間です。
「九州横断特急(キハ185系)、あそぼーい(キハ183系1000番台)」の気動車特急
キハ40、47、140、147形、キハ200・220、125形などの気動車列車など多彩な
顔触れです。電化区間では、815系、817系なども運転されています。
阿蘇山のカルデラ内を走行しますので景観はかなり良好です。
立野駅からは、南阿蘇鉄道の高森線が分岐しています。(阿蘇の雄大な景色望めます)
久大本線 久留米〜大分 37 141.5
全線単線・非電化で、「ゆふ(キハ185系、ゆふいんの森(71・72系)」の気動車特急
普通列車は、キハ40・47、125、200・220形気動車で運転されています。
観光地で有名な由布岳、由布院などがあり景観は良好です。
肥薩線 八代〜隼人 28 124.2
全線単線・非電化で、人吉温泉、えびの高原などの観光地があります。
特急列車は、「はやとの風、いさぶろう、しんべい、かわせみやませみ」などの
キハ40・140形、47・147形気動車で、「SL人吉」の、50系客車も運転。
キハ220形は、普通列車に使用されています。球磨川に沿って走行、景観良好です。
吉都線と同様に《えびの高原線》という愛称で呼ばれています。
日南線 南宮崎〜志布志 28 88.9
全線単線・非電化で、「海幸山幸」という特急列車(キハ125形)が運転されています。
油津〜大堂津間の日南海岸抜群な景観で有名です。
普通列車は、47系気動車で運転されています。
指宿枕崎線
鹿児島中央〜枕崎
36
87.8
全線単線・非電化で、「指宿のたまて箱」という特急列車(キハ47・140改造)が
鹿児島中央〜指宿間で運転されています。
JR最南端である西大山駅から見る開聞岳はいいですね!
普通列車は、47系気動車で運転されています。
10 日田彦山線 城野〜夜明 24 68.7
全線単線・非電化で、特急列車の運転はありません。
普通列車は、キハ140・147・40・47形、キハ31型の気動車で運転されています。
11 筑肥線 姪浜〜唐津
山本〜伊万里
25 68.3
複線区間は、姪浜〜筑前前原、電化区間は、姪浜〜唐津、山本〜伊万里は非電化
福岡市交通局の車両が筑前深江駅まで乗り入れています。
九州では珍しい直流電化です。特急列車の運転はありません。
103系1500番台、303系、305系と1000・2000系(福岡市交通局)の電車と
キハ47形、125形の気動車が使用されています。
12 筑豊本線 若松〜原田 18 66.1
複線区間は、若松〜飯塚と黒崎〜東水巻、電化区間は、折尾〜桂川、
桂川〜原田は非電化です。特急列車は「かいおう」が直方〜博多まで運転されています。
415系、783系、787系、813系、817系、BEC819系の車両が電化区間まで運転
キハ40、140形が非電化区間で運転。BEC819系は非電化区間でも運転可能です。
(『DENCHA』と呼ばれ、充電した電力でモーターを駆動する電車です)
13 吉都線 吉松〜都城 17 61.6
全線単線・非電化で、霧島(温泉や神宮)、えびの高原などの観光地があります。
特急列車は、「はやとの風」が、キハ47・147形気動車で運転されています。
キハ40系は、普通列車に使用されています。《えびの高原線》という愛称。
14 佐世保線 肥前山口〜佐世保 14 48.8
全線電化で特急電車については、783、787系
普通電車については、415、813、817系など
普通気動車は、キハ66・67形、47形、200・220形が運転されています。
「みどり、ハウステンボス」などの電車特急、また、団体臨時列車として
ななつ星(DF200−7000、77系客車)」も運転されます。
また、松浦鉄道のMR−6000形が佐世保まで乗り入れています。
15 大村線 早岐〜諫早 13 47.6
電化区間は、早岐〜ハウステンボス、他は非電化です。
特急列車は「ハウステンボス」が博多〜ハウステンボス間で運転されています。
783系、787系の車両が電化区間まで運転、キハ66・67、200形が非電化区間で運転。
16 唐津線 久保田〜西唐津 13 42.5
電化区間は、唐津〜西唐津、九州では珍しい直流電化です。他は非電化です。
特急列車の運転はありません。
103系1500番台、303系、305系電車とキハ47形、125形の気動車が使用されています。
17 三角線 宇土〜三角 25.6
全線単線・非電化で、観光地である天草への入り口です。
特急列車は、「A列車で行こう」が、キハ185系気動車で運転されています。
キハ40、140、200形は、普通列車に使用されています。
18 香椎線 西戸崎〜宇美 16 25.4
全線単線・非電化で、特急列車の運転はありません。
普通列車は、BEC819系で運転。(『DENCHA』と呼ばれ、充電した電力でモーターを駆動
する電車です:香椎駅に充電設備があります)
19 篠栗線 桂川〜吉塚 11 25.1
全線電化で、特急列車は、「かいおう」が、783、787系電車で運転されています。
特急電車については、783、787系普通電車は、813、817、BEC819系
《福北ゆたか線》という愛称。
20 後藤寺線 新飯塚〜玉川後藤寺 13.3
全線単線・非電化で、特急列車の運転はありません。
普通列車は、キハ40・47形、140・147形、31系で運転。
21 宮崎空港線 田吉〜宮崎空港 1.4
全線単線電化で特急電車については、783、787系が「にちりんシーガイア」で運転。
普通電車については、713、817系などで運転。宮崎空港〜宮崎間は、特急券不要です。
1.上位順の数字で、赤色は幹線、黒色は地方交通線を示します。
2.駅数の表示では、貨物駅は含まれていない場合もあります。