※京阪本線特急用８００００系

製造年：１９８９年
　　　〜１９９８年

編成規模：８０両

受賞経歴：なし

配置検車区：寝屋川車庫
（２０１９年現在）

最高運転速度

１１０ｋｍ 　

主電動機（モーター）：界磁位相制御

集電（パンタブラフ）：下枠交差式

主な運用路線

京阪本線、鴨東線

【解説】

　３０００系の置換えとして１９８９年に登場しました。製造は川崎重工業です。当初は、７両編成で運用していました。
３０００系の伝統を継承して、テレビカーもありました。その後、リニューアル時に撤去されましたが・・・

　車体と車内について：アルミ合金製の車体です。１９９８年に製造された２階建て車両は、普通鋼です。
座席は座り心地の良い転換式クロスシートです。一部の車端部は、ロングシートとなっていますが、背もたれが高く座り心地は上々です。
全座席の窓部分には、カーテンが備えられています。特急料金の要らない電車としては、最高級な車両です。（トイレはありません）
２階建て車両は、全て転換式クロスシートです。２階からの眺望はいいです。窓も大きく車両の揺れを感じさせないです。

　２０１７年８月から、京阪で初となる有料座席車両「プレミアムカー」が運用されました。
プレミアムシートの座席はシート間隔１０２０ｍｍで、テーブルは座席背面に、電源のコンセントがあります。専属のアテンダントも乗車
無料ＷＩ−ＦＩのサービスもあります。読書灯も完備。４００円か５００円の特別料金で乗車できます。
ＪＲ特急のグリーン車と遜色のない設備を誇ります。プレミアムカーの営業は原則、快速特急・特急・ライナーのみです。
　２０２０年度から、３０００系（新型の３ドアタイプ）にもプレミアムカーが導入される予定です。
他の転換式クロスシートの車両については、座席のご紹介をご覧ください。

【画像解説】
�@２階座席
�A２階建て車両
�Bプレミアムシート
�Cプレミアムカー
�Dロングシート
�E普通座席