京王電鉄の車両ご紹介


京王5000系:通勤型LC最終更新日:2020年7月14京王5000系:通勤型LC


※京王電鉄5000系通勤型電車:デユアルシート車
京王5000系:通勤型

京王5000系:通勤型LC京王電鉄5000系:通勤型電車の詳しい説明です。

製造年:2017
〜2019年
編成規模:60両
受賞経歴:2017年にグッドデザイン賞受賞
配置区:小手指車両区
(2020年現在)
最高運転速度
130km(設計上)
主電動機(モーター):IGBT素子VVVFインバータ制御
集電(パンタブラフ):シングルアーム式
主な運用路線
京王線、相模原線、競馬場線(中央競馬開催時)、高尾線(ハイキング季節時)
【解説】
 開発の経緯:利用客の着席ニーズに対応するため、京王電鉄初の座席指定制列車を運行する目的で導入。

座席指定列車として使用される際はクロスシート、それ以外のときはロングシートとなるよう転換できる座席(デュアルシート)を採用。

2017年9月から営業運転が開始されました。有料座席指定列車「京王ライナー」は2018年2月22日から運転開始されました。

他社線の都営地下鉄新宿線への運転も可能です。

 車体や車内の特徴など:従来車両よりシャープで立体的な前面形状が採用されており、京王の車両としては初めて前面が大きく

傾斜しています。10両編成で1両当たり4か所のドアがあり通勤電車としての運用は考慮されています。
座席は、近鉄の5800系近鉄5800系:通勤型LCで採用されたデュアルシートで車端部のロングシート以外は、ロングシートとクロスシートの転換が可能です。
全ての座席に電源コンセントが付いています(転換シートの中央下部、ロングシートの肘掛下部)。WI−FIサービスもあります。

情報提供機器として、各乗降ドアの上に17インチ2画面の液晶式情報表示装置が設置されています。

製造は全て総合車両製作所(J−TREC:JR東日本の子会社)が担当しています。

 現在運転されている有料座席指定列車は「京王ライナー」で、新宿〜京王八王子間と新宿〜橋本間で、朝と夕方の時間帯です。

他のデュアルシートの車両については、座席のご紹介をご覧ください。

【画像解説】
@デュアルシート1
Aデュアルシート2
Bロングシート
C近鉄5800系
デュアルシート
@京王5000系:デュアルシート(ロング状態)A京王5000系:デュアルシート(クロス状態)B京王5000系:車端部ロングシートC近鉄5800系:LCカーのデュアルシート