開発の経緯:AE100型の置換えとして製造、成田スカイアクセス線開通後の2010年7月から営業運転が開始されました。
車体や車内の特徴など:車両デザインや新ロゴマークの制定はファッションデザイナーの山本寛斎が担当し、詳細な車両設計においては
内装は日本車輌製造が、外装は東急車輛製造がそれぞれ主に担当しました。車体は、アルミニウム合金のダブルスキン構造です。
8両編成で6M2Tの電動車比率が高い編成です。印旛日本医大〜空港第2ビル間の18.1kmの区間のみ160kmの運転が実現しています。
情報提供機器として、客室端部の通路上に、営業用の鉄道車両では最大級となる26インチ液晶ディスプレイ(LCD)を採用
座席は2人がけの回転式リクライニングシートで、座席間隔を1050mmとし、座席幅も拡大して前後左右両方向にゆとりを持たせています。
サービスコーナーには清涼飲料水自動販売機と自動体外式除細動器(AED)が設置されています。
また、荷物置き場は2段式で、幅は1.5mで、容積の増大を図っています。荷物置き場は客室から直接目視が可能なように配置し、
防犯監視カメラを設置することで、さらなるセキュリティの向上を図っています。
空港アクセス特急として、成田空港アクセスで競合するJR東日本のE259系(成田エクスプレス)
関西空港アクセスのJR西日本の281系(はるか)
南海電車の50000系(ラピート)
があります。