近鉄特急のご紹介


22000系:汎用特急(ACE)最終更新日:2021年6月6日22000系:汎用特急(ACE)


         

※汎用特急220000系(初代のACE)
近鉄特急22000系:汎用特急(初代ACE)

汎用特急220000系(初代のAce)の詳しい説明です。

製造初年:1992年
編成規模:4両編成X5
2両編成X22
受賞経歴:1992年に日本デザイン振興会より
「グッドデザイン賞」受賞
配置検車区:東花園、西大寺
明星、富吉(2019年現在)
最高運転速度
単独と22600系との併結時:130km
 
22600系以外との併結時:120km
主電動機(モーター):VVVFインバータ制御
集電(パンタブラフ):下枠交差式
主な運用路線
大阪線、名古屋線、奈良線、京都線、橿原線、山田線、鳥羽線、志摩線、難波線
【解説】
老朽化の進んだ12200系の置換用として開発されました。愛称は「ACE」(エース)。

丸みを帯びた曲面ガラスの前面デザインが特徴。

また塗装は当初、近鉄特急の伝統である車体色オレンジとブルーを採用していましたが、2015年11月から約4年にかけて、

現在の塗装(白色基本で黄色のラインが入り、運転台回りは黒色)に変更されています。同時に車内もリニューアルしています。

車内は全座席が電源コンセントを設置、分煙化の推進が行われたのも特徴で、喫煙室を伊勢方の先頭車両に設置しています。
トイレは温水洗浄便座を導入しました。22600系22600系:汎用特急(ACE)に準じたリニューアルです。
座席はシート間隔1000mmで、当初は、ひじ掛内臓式のみで、フットレストがあります。

JR特急のグリーン車と遜色のない設備を誇ります。

現在、他系列(30000系、12400系など)車両との併結で運用することが多く、車体の高さがあり、

連結部分に段差が目立っています。

【画像解説】
@グッドデザイン賞受賞
プレート
A車内の様子
Bバリアフリー対応の様子

C座席の様子(製造直後)
Dリニューアル座席
Eリニューアル編成
F喫煙室(分煙対策)
@22000系:グッドデザイン賞受賞プレートA22000系:車内の様子B22000系:バリアフリー対応の様子C22000系:製造直後の座席
D22000系:リニューアル後の座席E22000系:リニューアル編成F22000系:喫煙コーナー
リニューアルされた座席
←リニューアルされた座席です。シート間隔1000mmで変化はありませんが、全て新設計のものに交換され、

従来型よりもクッション構造を変更して柔らかな着席感を実現し、枕部分も形状や柔らかさを改良して快適性を向上。

テーブルは大型の背面式とひじ掛内臓式を装備し、電源コンセントは各席背面部分に1個ずつ搭載する方式に変更。

肩グリップには座席番号を表記した点字シールを装備してバリアフリーにも対応。

JR特急のグリーン車と遜色のない設備を誇ります。