近鉄特急のご紹介


22600系:汎用特急(ACE)最終更新日:2021年6月6日22600系:汎用特急(ACE)

         

※汎用特急226000系(二代目のAce)
近鉄特急22600系:汎用特急(Ace)

汎用特急226000系(二代目のAce)の詳しい説明です。

製造年:2009年
編成規模:4両編成×2
2両編成×12
受賞経歴:2010年に鉄道友の会より
「ローレル賞」受賞
配置検車区:高安、西大寺
明星、富吉(2018年現在)
最高運転速度
単独と22000系との併結時:130km
 
22000系以外との併結時:120km
主電動機(モーター):VVVFインバータ制御
集電(パンタブラフ):シングルアーム式
主な運用路線
大阪線、名古屋線、奈良線、京都線、橿原線、山田線、志摩線、難波線
阪神なんば線・阪神線:2014年3月より神戸三宮まで臨時列車で直通運転開始
【解説】
老朽化の進んだ12200系の置換用として開発された22000系22000系:汎用特急(初代のACE)の発展型で、愛称は「Ace」(エース)。
屋根部まで大きく丸みを帯びた曲面ガラスの前面デザインが特徴。

塗装は当初、近鉄特急の伝統である車体色オレンジとブルーを採用していましたが、2016年7月から2018年にかけて、

現在の塗装(白色基本で黄色のラインが入り、運転台回りは黒色)に変更されています。

車内は近鉄初となる電源コンセントの装備が特徴で、ビジネス利用がさらに便利になったほか、分煙化の推進が行われたのも

本系列の特徴であり、客室座席に灰皿を設けず禁煙とする一方、喫煙室を伊勢方の先頭車両に設置しています。

トイレに日本で初の温水洗浄便座を導入しました。鉄道車両としては画期的な装備です。

座席はシート間隔1050mmで、テーブルは座席背面とひじ掛内臓の2種類、フットレストとコンセントがあります。
側窓も高さが965mmの大型UVカットガラスを採用、21020系21020系:アーバンライナーNEXTと同一のサイズで眺望は良好です。
JR特急のグリーン車と遜色のない設備を誇ります。
現在、他系列(30000系30000系:ビスタEX、12400系など)車両との併結で運用することが多く、車体の高さがあり、
連結部分に段差が目立っています。

また、2010年には、南大阪線・吉野線用に16600系が導入されています。(狭軌用)

【画像解説】
@ローレル賞受賞
プレート(2010年)
A塗装変更後の編成
B車内の様子

C喫煙コーナー
D座席の様子1

(リクライニング状態)
E座席の様子2

(テーブル2種類)
F座席の様子3

(電源コンセントと
足置(フットレスト))
@22600系:ローレル賞受賞プレートA22600系:塗装変更の編成B22600系:車内の様子シートC22600系:喫煙コーナー(運転席後部)
D22600系:座席のリクライニング状態E22600系:座席のテーブル2種類F22600系:座席のコンセントと足置