開発の経緯:7000系の置換えとして製造、1988年7月から営業運転が開始されました。
車体や車内の特徴など:7000系と同様のパノラマカーを踏襲し、先頭車の前頭部は、運転台を1階部分に設置し、
展望席を中2階とする8800系(パノラマDX)の流れを汲むハイデッカー構造で、前面窓・側窓ともに曲面ガラスとなっています。
当初は、4編成で、全て座席指定の特急列車でした。(パノラマスーパーという愛称)。4両編成21本で84両が生産されました。
座席は、全てリクライニングシート、1000mmのシート間隔で、展望室以外は、回転式です。
旅客用案内装置として、デッキと客室の境にLED表示器を設置しており、列車種別や停車駅、走行中は列車速度、
中日新聞によるニュース、名鉄からのお知らせなどを流しています。
製造は全て日本車輛が担当しています。
現在、一般車両の増備が進み、運転は一般車両との併結による特急や快速特急の運用が殆どです。6両編成12本が運用中です。
リニューアル工事が2014年から随時実施され、シートモケットの交換、前面ヘッドマークをLED式の行先方向表示器に変更され
パノラマスーパーの表示が無くなっています。リニューアルを機に編成全体の総称を「1200系」としています。
一般車は、転換式クロスシートを採用し、窓側にはカーテンがあります。ドアも1両当たり3か所で両開き式です。
(1200、1800系)