小田急電鉄の車両ご紹介


小田急電鉄5000形:通勤型最終更新日:2021年5月29日小田急電鉄5000形:通勤型


          
※小田急電鉄5000形通勤型電車
小田急電鉄5000形:通勤型電車

小田急電鉄5000形:通勤型小田急電鉄5000形:通勤型電車の詳しい説明です。

製造年:2019年
〜製造中
編成規模:10両編成
受賞経歴:なし
配置区:喜多見検車区
(2020年現在)
最高運転速度
100km
120km(設計)
主電動機(モーター):フルSIC素子VVVFインバータ制御
集電(パンタブラフ):シングルアーム式
主な運用路線
小田原線、江ノ島線、多摩線
【解説】
 開発の経緯:2019年度に川崎重工業で10両1編成が製造され、2020年3月26日より営業運転を開始。
2020年度には10両4編成を導入予定。川崎重工業に加えて、第3・4編成では総合車両製作所が製造を担当します。

車体はステンレス製で、万が一の衝突事故発生時にも、車体の変形を抑えることができる構体構造となっています。
近年設置を進めているホームドアで隠れないようにブランドマークと車番は車体の端、ドア横となりました。

車内は暖色系、床敷物は木目調。室内灯は埋め込み型の調光式のLED照明とし、すっきりとした車内空間となっています。
優先席付近の窓ガラスは3000形や4000形よりも幅が狭いタイプとなりました。
各車両の車端部には車椅子・ベビーカースペースが設けるなど、バリアフリーにも対応しています。

座席は一般席はオレンジ色系の「ビブライトオレンジ色」、優先席は青色系の「ピースブルー色」を採用。
座席表地には龍村美術織物製のものが使用されています。

戸閉装置(ドアエンジン)は4000形に引き続いて電気式を採用。また、小田急の車両では初めての空気清浄機を搭載しています。

 現在、小田急路線のほとんどが運用に入っています。今後、小田急の通勤型の標準となる形式です。

 製造は、川崎重工業と総合車両製作所(J−TREC)です。
外観や内装についてはJR東日本のE233系E233系:通勤・近郊型電車に似ています。 

【画像解説】
@ドア間ロングシート
A車端部座席

B車椅子スペース
C案内と防犯カメラ
@5000形:ドア間ロングシートA5000形:車端部座席B5000形:車椅子スペースC5000形:案内表示と防犯カメラ