開発の経緯:前面展望のHISE(10000形)の置換えとしてかつ現在の技術を踏襲し快適な座席指定制特急車両として登場しました。
2005年3月から営業運転が開始されました。30000形(EXE)
から5年経過してのロマンスカー車両の製造です。
アルミ合金でダブルスキン構造、先頭車はシングルスキン構造で、HISE(10000形)に似たような形状です。
普通座席は、1050mmのシート間隔で、先頭車展望席は1150mmのシート間隔です。
座席背面と窓側には折り畳み式のテーブルがあります。向い合せにするとテーブルは、窓側の1つのみとなりますが・・・
また、3号車にはセミコンパートメントの4人席が3つあります。3・8号車には、売店とカフェコーナーがあります。
車内販売の基地としての使用しておりましたが、現在は、車内販売サービスが終了(2021年3月12日で終了)しております。
3号車と8号車の出入台にはタッチパネル式表示装置を設けて、箱根の観光案内や前面展望映像などが表示できるようにしています。
現在運転されている列車は下記です。
「スーパーはこね」、「はこね」、「ホームウェイ」など。
小田急小田原線と箱根登山鉄道線が運用の対象ですが、「ホームウェイ」の運用にも入っています。
製造は、日本車輛です。