西武鉄道の車両ご紹介


西武40000系:通勤型LC最終更新日:2020年7月14西武40000系:通勤型LC


※西武鉄道40000系通勤型電車:デユアルシート車
西武40000系:通勤型

西武40000系:通勤型LC西武40000系:通勤型電車の詳しい説明です。

製造年:2016
〜2019年
編成規模:80両
受賞経歴:2017年に通商産業省グッドデザイン賞受賞
配置区:小手指車両区
(2020年現在)
最高運転速度
120km(設計上)
主電動機(モーター):IGBT素子VVVFインバータ制御
集電(パンタブラフ):シングルアーム式
主な運用路線
西武本線系統の全て(池袋、新宿の各本線など)、横浜高速鉄道(みなとみらい線)、東急東横線、東京メトロ(有楽町線、副都心線)
【解説】
 開発の経緯:通勤型9000系の置換え用と30000系スマイルトレイの後継、他社線直通の目的として製造、

2017年3月から営業運転が開始されました。

他社線とは、横浜高速鉄道(みなとみらい線)、東急東横線、東京メトロ(有楽町線、副都心線)を指します。

元町・中華街〜西武秩父(113.8kmの営業キロ)までの直通列車「S−TRAIN」の導入が目的でもありました。

 車体や車内の特徴など:アルミニウム合金のダブルスキン構造で「人にやさしい、みんなと共に進む電車」をコンセプトに

今後のスタンダードの車両となるように開発されました。

10両編成で1両当たり4か所のドアがあり通勤電車としての運用は考慮されています。
座席は、近鉄の5800系近鉄5800系:通勤型LCで採用されたデュアルシートで車端部のロングシート以外は、ロングシートとクロスシートの転換が可能です。
全ての座席に電源コンセントが付いています(転換シートの可部川下部、ロングシートと肘掛下部)。WI−FIサービスもあります。

情報提供機器として、各乗降ドアの上に17インチ2画面の液晶式情報表示装置(西武スマイルビジョン)が設置されています。

池袋、元町・中華街方の先頭車(10号車)の運転室側に「パートナーゾーン」と呼ばれるスペースを設け、車椅子やベビーカー利用者に

配慮するほか、大型の側面窓を設置、子供が展望を楽しめるようにしています。

製造は全て川崎重工業が担当しています。(モハ550形以来約90年ぶりの製造。甲種輸送で山陽本線・東海道本線を東上)

 現在運転されている有料座席指定列車は下記です。

「S−TRAIN」:元町・中華街〜西武秩父、「拝島ライナー」:西部新宿〜拝島

他のデュアルシートの車両については、座席のご紹介をご覧ください。

【画像解説】
@デュアルシート
Aロングシート
Bパートナーゾーン
C近鉄5800系
デュアルシート
@西武40000系:デュアルシートA西武40000系:車端部のロングシートB西武40000系:パートナーゾーンC近鉄5800系:LCカーのデュアルシート