快速列車のご紹介


H100形:JR北海道最終更新日:2020年12月24日H100形:JR北海道


         

※JR北海道H100形:一般形気動車
H100形:JR北海道一般形気動車

H100形:JR北海道JR北海道:H100形一般形気動車の詳しい説明です。

製造年:2018
〜製造中
編成規模:15両
受賞経歴:なし
配置区:苗穂運転所(2020年現在)
最高運転速度
100km
動力方式:ディーゼル(DMF15HZB−G(小松製作所製)
制御方式:VVVFインバータ制御(モーター駆動方式)
集電(パンタブラフ):なし
主な運用路線
函館本線、(2021年度からは、室蘭本線、宗谷本線、石北本線)
【解説】
 開発の経緯:老朽化したキハ40系気動車などの置き換えを目的に新造された車両です。製造は川崎重工業です。

 気動車ですが、JR北海道では初となる、ディーゼルエンジンと発電機で発電した電気により、モーターで走行する電気式気動車になっています。
 なお、同時期にJR東日本でも投入されたGV−E400系GV−E400系:一般形気動車気動車の酷寒地対策バージョンです。愛称はDECMO(デクモ)。
 形式は、両運転台で、トイレありのワンマン運転で、1両での運転が基本です。

 車体はステンレス製で、車体の全長はキハ40系より若干短めの19.5m。また、最高運転速度は100kmで、キハ40系よりも5kmアップ。

 車内はロングシートとボックスシート(2人掛けと4人掛け)を備え、扉横の座席には大型の袖仕切を設置して、外気が直接座席へ

 入らないように設計されています。これもGV−E400系と同一です。

 一般席モケットに「北海道の豊かな草原をイメージした」グリーン、優先席部にオレンジを用い、乗降ドア室内側はコーポレートカラーのもえぎ色、

 ドア横のパーティーションは「海や青空を想起させる」ブルーとしました。

 2020年3月14日から函館本線の小樽〜長万部間で営業運転を開始し、2021年3月のダイヤ改正で室蘭本線、宗谷本線と石北本線での

 営業運転で、60両を投入する予定です。

 現在15両が函館本線に投入されでいます。所属は苗穂運転所ですが、増備されると旭川運転所にも配置される予定です。
 非電化区間を走行できる電車で、JR東日本のEV−E301系EV−E301系:JR東日本快速・普通用やEV−E801系EV−E801系:JR東日本快速・普通用と同様、次世代を担う新型車両です。
 また、製造が兵庫県の川崎重工業であるため、甲種輸送が話題になったことでも有名です。

 JR西日本・東海・東日本の車両との出会いもありました。牽引はJR貨物の電気機関車が担当(EF510、EF210など)

【画像解説】
@車内の様子:クロスシート
A車内の様子:ロングシート

Bロゴ(DECMO:デクモ)
C兵庫県からの甲種輸送
(東海道本線島本駅付近)
@H100形:クロスシートAH100形:ロングシートBH100形:DECMOのロゴマークCH100形:甲種輸送の様子