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GV−E400系:JR東日本最終更新日:2025年4月23日GV−E400系:JR東日本


         

※JR東日本GV−E400系:一般形気動車
GV−E400系:JR東日本一般形気動車

GV−E400系:JR東日本JR東日本:GV−E400系一般形気動車の詳しい説明です。

製造年:2018
〜製造中
編成規模
(2025年現在:63両)
受賞経歴:なし
配置区:新潟、秋田車両センター
など(2025年現在)
最高運転速度
100km
動力方式:ディーゼル(DMF15HZB−G(小松製作所製)
制御方式:VVVFインバータ制御(モーター駆動方式)
集電(パンタブラフ):なし
主な運用路線
羽越本線、磐越西線、米坂線、信越本線、津軽線、五能線、奥羽本線
【解説】
 開発の経緯:老朽化したキハ40系気動車の置き換えを目的に新造された車両です。製造は川崎重工業です。

 気動車ですが、JR東日本では初となる、ディーゼルエンジンと発電機で発電した電気により、モーターで走行する電気式気動車になっています。

 形式名である「GV」は「Generating Vehicle」から採用しています。
 なお、同時期にJR北海道でも投入されたH100形H100形:一般形気動車気動車は、本系列の酷寒地対策バージョンです。
 形式は、両運転台のGV-E400形(トイレあり)、片運転台のGV-E401形(トイレあり)とGV-E402形(トイレ無し)の3つあります。

 車体はステンレス製で、車体の全長はキハ40系より若干短めの19.5m。また、最高運転速度は100kmで、キハ40系よりも5kmアップ。

 車内はロングシートとボックスシート(2人掛けと4人掛け)を備え、扉横の座席には大型の袖仕切を設置して、外気が直接座席へ

 入らないように設計されています。また、内装の配色は温かみのあるトキピンクを基調とした、くつろげる色彩でまとめています。

 2019年8月19日に磐越西線と羽越本線で営業運転を開始し、2020年度中に秋田地区(津軽線、五能線と奥羽本線)での営業運転を開始。

 現在51両が新潟地区(磐越西線、米坂線と羽越本線)に、秋田地区に12両が在籍しています。

 2025年4月25日から、奥羽本線の院内〜新庄間にも投入されます。

 同区間は、災害時の復旧作業迅速化のため、将来は架線を撤去して非電化にする予定となっております。
   非電化区間を走行できる電車のEV−E301系EV−E301系:JR東日本快速・普通用やEV−E801系EV−E801系:JR東日本快速・普通用と同様、次世代を担う新型車両です。

【画像解説】
@車内の様子
A優先座席付近

B車椅子スペース
C秋田地区の編成
@GV−E400系:車内の様子AGV−E400系:優先座席BGV−E400系:車椅子スペースCGV−E400系:秋田地区の編成