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E235系:通勤・近郊電車最終更新日:2021年5月26日E235系:通勤・近郊電車(1000番台)


※E235系:直流型通勤・近郊電車(JR東日本)
E235系:通勤・近郊電車

E235系:通勤・近郊電車E235系:直流型通勤・近郊電車の詳しい説明です。

製造年:2015年
〜製造中
編成規模:599両
受賞経歴:2017年に鉄道友の会よりローレル賞受賞
配置会社:JR東日本
(2020年現在)
最高運転速度
90km(山手線)
120km(設計上)
主電動機(モーター):SIC素子VVVFインバータ制御
集電(パンタブラフ):シングルアーム式
主な運用路線
山手線、総武快速・横須賀線(今後、投入線区が増える可能性大です)
【解説】
 開発の経緯と現在:山手線で活躍するE231系E231系:通勤・近郊型電車500番台置き換えのために投入された車両で、2015年11月30日から営業運転を開始。
これまでの技術開発成果を取り入れたJR東日本を代表する主力車両です。製造メーカーは総合車両製作所横浜事業所・新津事業所。

工業デザイナーの奥山清行さんがデザインを手掛けています。基本コンセプトとして次の3点を念頭に開発されました。

◎お客様サービスの向上◎環境性能の向上◎さらなる安全性・安定性の向上

 現在は、山手線の全編成がE231系500番台から置換わっています。

前面案内表示を大きくし、フルカラーLEDを採用、車内の広告媒体をデジタルサイネージ化(液晶画面化)しています。

主制御器に次世代半導体素子SiCを採用することで消費電力をさらに抑制し、車内、車外間の情報ネットワークを強化することで、

常に機器類の状態監視を行うことにより、故障の予兆を把握し、事前に対処することで更なる安定性向上を実現しています。

さらに、塗装は従来の横ラインから、ホームドアを意識して扉部へ縦にラインカラーを配色する方式へ変更されました。

先頭の運転台は、電子レンジの正面に似た前頭形状になっています。
2020年には総武快速・横須賀線用の1000番台が登場、同線区のE217系E217系:直流型通勤・近郊電車を置換えで、
745両(基本編成11両編成×51本、付属編成4両編成×46本)が製造される予定です。基本編成にはグリーン車2両を連結します。

車内の座席は、1000番台のグリーン車を除き、1両4ドアで全てロングシートです。

 ◎現在の車両配置状況

(1)東京総合車両センター:550両
11両編成50本(山手線)

(2)鎌倉車両センター本所:49両
1000番台:11両編成3本(基本編成)、4両編成3本(付属編成)、4両(編成前)

※1000番台については今後の増備があり、E217系と同数の745両を配置予定です。

他の転換式クロスシートやセミクロスシートの車両については、座席のご紹介をご覧ください。

【画像解説】
@車内案内表示
A1000番台
B車内の液晶広告
C普通座席(ロングシート)
@E235系:車内案内表示AE235系:1000番台BE235系:車内の液晶広告CE235系:ロングシート