最終更新日:2021年5月26日
※E235系:直流型通勤・近郊電車(JR東日本)
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E235系:直流型通勤・近郊電車の詳しい説明です。
製造年:2015年
〜製造中 |
編成規模:599両
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受賞経歴:2017年に鉄道友の会よりローレル賞受賞
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配置会社:JR東日本
(2020年現在) |
最高運転速度
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90km(山手線)
120km(設計上) |
主電動機(モーター):SIC素子VVVFインバータ制御
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集電(パンタブラフ):シングルアーム式
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主な運用路線
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山手線、総武快速・横須賀線(今後、投入線区が増える可能性大です)
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【解説】
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開発の経緯と現在:山手線で活躍するE231系
![]() これまでの技術開発成果を取り入れたJR東日本を代表する主力車両です。製造メーカーは総合車両製作所横浜事業所・新津事業所。 工業デザイナーの奥山清行さんがデザインを手掛けています。基本コンセプトとして次の3点を念頭に開発されました。 ◎お客様サービスの向上◎環境性能の向上◎さらなる安全性・安定性の向上 現在は、山手線の全編成がE231系500番台から置換わっています。 前面案内表示を大きくし、フルカラーLEDを採用、車内の広告媒体をデジタルサイネージ化(液晶画面化)しています。 主制御器に次世代半導体素子SiCを採用することで消費電力をさらに抑制し、車内、車外間の情報ネットワークを強化することで、 常に機器類の状態監視を行うことにより、故障の予兆を把握し、事前に対処することで更なる安定性向上を実現しています。 さらに、塗装は従来の横ラインから、ホームドアを意識して扉部へ縦にラインカラーを配色する方式へ変更されました。 先頭の運転台は、電子レンジの正面に似た前頭形状になっています。 車内の座席は、1000番台のグリーン車を除き、1両4ドアで全てロングシートです。 ◎現在の車両配置状況 (1)東京総合車両センター:550両 (2)鎌倉車両センター本所:49両 ※1000番台については今後の増備があり、E217系と同数の745両を配置予定です。 他の転換式クロスシートやセミクロスシートの車両については、座席のご紹介をご覧ください。 |
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【画像解説】 @車内案内表示 A1000番台 B車内の液晶広告 C普通座席(ロングシート) |
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