最終更新日:2021年5月26日
※E217系:直流型通勤・近郊電車(JR東日本)
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E217系:直流型通勤・近郊電車の詳しい説明です。
製造年:1994年
〜1999年 |
編成規模:745両
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受賞経歴:1995年に通商産業省選定のグッドデザイン賞受賞
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配置会社:JR東日本
(2020年現在) |
最高運転速度
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120km
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主電動機(モーター):GTO/IGBTVVVFインバータ制御
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集電(パンタブラフ):菱形
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主な運用路線
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横須賀線、総武快速線、総武本線、成田線、鹿島線、内房線、外房線など
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【解説】
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開発の経緯と現在:横須賀線と総武快速線で運用されていた113系
![]() 併せて省エネルギー化と生産コスト、メンテナンスコストの大幅な削減を目的にJR東日本が開発しました。 本系列の後、近郊形電車の生産は「一般形電車」として統一されたE231系 ![]() 内装デザインに大きな相違はありません。東急車輛のほかに川崎重工業やJR東日本新津車両製作所でも製造されました。 車体は軽量ステンレス製で、運転士の安全を確保するため先頭車両に衝撃吸収構造を採用しています。 構造は209系500番台に準じたもので、2950mmの拡幅車体を採用しています。 車内は内板を白色系とし、床敷物には灰色を、座席表地は青色系を使用し、優先席部では赤色の斜めストライプ柄の表地を使用しています。 座席構造は側構体で支持する片持ち式ロングシート/セミクロスシートを採用しています。(E231系と同様) 座席は、横須賀線や相武快速線の通勤事情に配慮して普通車がロングシートが基本ですが、基本編成の一部にセミクロスシートが存在します。 グリーン車は基本編成のみに連結されています。2階建て構造で、シートピッチ970mmのリクライニングシートが2−2列で 2階席と1階席には荷物棚及び荷物収納スペースはありません。平屋席のみ荷物棚が設置されています。 1999年に113系全てを置き換え、2006年3月から2015年3月までは、東海道本線での運用もありました。(湘南色に塗装変更) また、113系の置換えに際しては113系との混結運用ができる対策も施されていました。 運用区間は横須賀線・総武快速線が中心ですが、総武本線千葉 - 成東間、成田線佐倉 - 成田空港・香取間 鹿島線香取−鹿島神宮間、内房線蘇我−君津間、外房線千葉−上総一ノ宮間にも入線します。 |
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【画像解説】 @グリーン座席(平屋席) Aグリーン座席(1階席) Bグリーン座席(2階席) Cグリーン座席上の様子 (SUICA読取装置と読書灯) D東海道本線(湘南色) Eセミクロスシートの車内 Fロングシートの車内 |
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