E6系は東北新幹線での最高速度320kmh運転に対応し、E3系
を置き換えるために登場した車両。
先頭形状は「アローライン」形状を基本として、車体傾斜装置も搭載され、分割併合機能を有しており、E5(H5)系と連結して運転されています。
車内は、通常の普通車とグリーン車で構成されています。
11号車がグリーン車で、12〜17号車は普通車、ともに車体幅(2935mm)の影響で、2−2列配置の座席です。
2013年3月16日からは、最高速度320kmへの引き上げ(宇都宮〜盛岡間)を開始しました。現在、使用されている列車は
@「こまち」:東京〜秋田間A「はやぶさ」:東京〜盛岡間B「やまびこ」:東京〜盛岡間C「なすの」:東京〜郡山間を各駅に止まっていきます。
車体は、アルミニウム合金、7両編成で、グリーン車1両、普通車(2ー2列シート)6両の構成です。
車体の幅が在来線車両と同様ですので、東北新幹線の駅では、ドア下部より可動ステップが出てきてホームと車体の隙間を埋めます。
最高速度は、宇都宮〜盛岡間:320km、その他の東北新幹線区間:260km、秋田新幹線区間:130km、
「こまち」は、盛岡から、秋田新幹線(田沢湖線+奥羽本線)の在来線を直通するため、最高速度が130kmに抑えられています。
また、大曲駅から奥羽本線に入りますので、進行方向が変わります。
なお、E5系
との併結時は、17両編成という新幹線で最大の編成となります。(「のぞみ、ひかり、こだま」は16両編成です)
号車が11号車からですが、E5系の10両編成と併結するための誤乗防止のためです。