近鉄特急のご紹介


26000系:さくらライナー最終更新日:2021年6月12日26000系:さくらライナー

         

※26000系(さくらライナー)
近鉄特急26000系:さくらライナー

26000系:さくらライナー26000系:さくらライナーのロゴ26000系(さくらライナー)の詳しい説明です。

製造年:1990年
編成規模:4両編成×2
受賞経歴:1990年に日本デザイン振興会より
「グッドデザイン賞」受賞
配置検車区:古市
(2019年現在)
最高運転速度
110km
設計上は120km
主電動機(モーター):抵抗制御
集電(パンタブラフ):下枠交差式
主な運用路線
南大阪線、吉野線
【解説】
21000系アーバンライナー21000系:アーバンライナーPlusをベースに狭軌区間である南大阪線、吉野線向けに開発された特急車両で、
吉野特急運転開始25周年を機に1990年に運転が開始されました。

4両編成2本を製造、最高速度を従来よりも10km向上させて110kmとしました(設計上は120km)。

運転台後方には展望スペースがあり前面展望で流れゆく景色が楽しめます。

南大阪線・吉野線の看板特急として走り続け、登場から20年が経つと老朽化が目立ち始めたため、リニューアル工事を実施。

2011年4月から営業運転を開始しており、カラーリングを萌黄色から桜色のグラデーションに変更し、南大阪線・吉野線で

初となる3列シートのデラックスカーを導入しました。(吉野寄りの2両目)

車内は全座席が電源コンセントを設置(レギュラーカーは座席背面中央に1つ)、分煙化の推進が行われたのも特徴で、

喫煙室を阿部野橋方の先頭車両に設置しています。トイレは温水洗浄便座に変更しました。

座席はシート間隔1050mmで、テーブルは、ひじ掛内臓式のみでしたが背面にも追加されています。
概ね、22600系22600系:汎用特急(ACE)で確立されたスタンダードを踏襲し、かつ観光特急として吉野色を表現しています。

【画像解説】
@新ロゴマーク
A前面展望デッキ
B展望デッキの様子

Cデラックスカー
Dデラックスシートの様子
Eレギュラーカー

Fレギュラーシートの様子
@26000系:新ロゴマークA26000系:先頭車両のパノラマデッキB26000系:展望デッキの様子C26000系:デラックスカーの様子
D26000系:デラックスシートの様子E26000系:レギュラーカーの様子F26000系:レギュラーシートの様子
26000系:レギュラーシートの様子
【座席について】
←リニューアルされた座席です(レギュラーカー)。シート間隔1050mmで、全て新設計のものに交換され、
従来型よりもクッション構造を変更して柔らかな着席感を実現し、枕部分も形状や柔らかさを改良して快適性を向上。
テーブルは大型の背面式とひじ掛内臓式を装備し、電源コンセントは各席背面部分に1個ずつ搭載する方式に変更。
肩グリップには座席番号を表記した点字シールを装備してバリアフリーにも対応。
デラックスカーは、全席に電源コンセント設置されています。