21000系アーバンライナー
をベースに狭軌区間である南大阪線、吉野線向けに開発された特急車両で、
							吉野特急運転開始25周年を機に1990年に運転が開始されました。
							
							4両編成2本を製造、最高速度を従来よりも10km向上させて110kmとしました(設計上は120km)。
								
							運転台後方には展望スペースがあり前面展望で流れゆく景色が楽しめます。
									
							南大阪線・吉野線の看板特急として走り続け、登場から20年が経つと老朽化が目立ち始めたため、リニューアル工事を実施。
								
							2011年4月から営業運転を開始しており、カラーリングを萌黄色から桜色のグラデーションに変更し、南大阪線・吉野線で
								
							初となる3列シートのデラックスカーを導入しました。(吉野寄りの2両目)
								
							車内は全座席が電源コンセントを設置(レギュラーカーは座席背面中央に1つ)、分煙化の推進が行われたのも特徴で、
								
							喫煙室を阿部野橋方の先頭車両に設置しています。トイレは温水洗浄便座に変更しました。
								
							座席はシート間隔1050mmで、テーブルは、ひじ掛内臓式のみでしたが背面にも追加されています。
								概ね、22600系
で確立されたスタンダードを踏襲し、かつ観光特急として吉野色を表現しています。