近鉄特急のご紹介


50000系:しまかぜ(観光特急用)最終更新日:2021年6月2日50000系:しまかぜ(観光特急用)

         

※観光特急50000系「しまかぜ」
50000系:観光特急「しまかぜ」

50000系:しまかぜ(観光特急用)観光特急50000系「しまかぜ」の詳しい説明です。

製造年:2013年
   〜2014年
編成規模:6両編成X3
受賞経歴:2014年に鉄道友の会より
「ブルーリボン賞」受賞
配置検車区:高安
(2019年現在)
最高運転速度
130km  
主電動機(モーター):VVVFインバータ制御
集電(パンタブラフ):シングルアーム式
主な運用路線
大阪線、名古屋線、山田線、鳥羽線、志摩線、京都線、橿原線、難波線
【解説】
2013年に執り行われる伊勢神宮の式年遷宮にあわせて、新たに登場させた特急車両で、愛称は「しまかぜ」。

伊勢志摩の爽快な青空をイメージ、車両はブルーを基調として前面窓は大型ガラスを6枚を使用した多面構成でシャープさと躍動感を表現。

さらに両端の先頭車はハイデッカー、編成中央の車両はダブルデッカーとしているため、側面窓が凸凹の高さになっているのが特徴。

座席は従来の近鉄特急よりも豪華な仕様としており、靴を脱ぐことが出来る和風個室やソファーを備えた洋風個室や

4〜6人利用の大型サロン室、近鉄沿線の名産品が軽飲食できるカフェも存在しており、色々な旅行需要に応えられるようです。

当初、「しまかぜ」は2編成製造され、2013年3月から大阪難波〜賢島、近鉄名古屋〜賢島で運転を開始。

2014年には第3編成が追加され、同年10月10日から京都〜賢島で運転を開始しました。

なお、第3編成はカフェ車両、和風個室のデザインを若干変えています。

客室の種類は、プレミアムシート、和風・洋風の個室、サロン室で構成され、食事ができるカフェテリアは編成の中間部分にあります。

プレミアムシートの座席はシート間隔1250mmで、テーブルは座席背面とひじ掛内臓の2種類、レッグレストとコンセントがあります。
本革を使用しており、可動式の読書灯も完備しています。2019年に登場した80000系80000系:ひのとり(名阪甲特急用)「ひのとり」は、シート間隔1300mmで
バックシェル装備でJRのグランクラスと同一です。
JR特急のグリーン車を凌ぎE5・H5系
E5・H5系:新幹線(はやぶさ・はやて・やまびこ・なすの)のグランクラスと遜色のない設備を誇ります。
お召列車として、京都〜橿原神宮前間を2019年に運転したこともあります。(近鉄を御利用のお召列車は、「しまかぜ」です)

定期列車は、大阪難波・京都・名古屋〜賢島間の3往復の運転です。

運休日は、大阪難波発が火曜日、京都発が水曜日、名古屋発が木曜日(共に平日)となっています。

【画像解説】
@しまかぜロゴ
Aカフェテリア外観
Bプレミアムシート
C和風個室
D洋風個室
E2階カフェ席
@しまかぜのロゴAカフェテリアの外観(2階建て)BプレミアムシートCしまかぜ和室
Dしまかぜ洋室Eしまかぜ2階部分のカフェテリア