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80000系:ひのとり(名阪甲特急用)最終更新日:2021年5月29日80000系:ひのとり(名阪甲特急用)


         

※名阪甲特急80000系「ひのとり」
80000系:名阪甲特急(ひのとり)

80000系:ひのとり(名阪甲特急用)名阪甲特急80000系「ひのとり」の詳しい説明です。

製造年:2019年
   
〜2021年
編成規模:6両編成×8
8両編成×3
受賞経歴:2020年日本デザイン振興会より
グッドデザイン賞(ベスト100)受賞
2021年鉄道友の会よりブルーリボン賞受賞
配置検車区:高安、富吉
(2021年現在)
最高運転速度
130km  
主電動機(モーター):VVVFインバータ制御
集電(パンタブラフ):シングルアーム式
主な運用路線
大阪線、名古屋線、奈良線、難波線
【解説】
大阪難波〜近鉄名古屋間の名阪甲特急で運用するために投入した車両で、2020年3月14日から運転を開始。

6両編成が8本、8両編成が3本の合計11編成72両を投入。2021年3月のダイヤ変更より全列車が80000系での運転となりました。

「くつろぎのアップグレード」をコンセプトとし、流線形のスピード感ある車体形状、深い艶感のあるメタリックレッドといった外観デザインと、

ゆったりとした空間や上質なサービスを提供する車両のイメージから、「ひのとり」という愛称がつきました。

先頭車両は流線形で、上下2段×10列のLED前照灯を配置。車内はハイデッカー構造のプレミアム車両で、

プレミアムシートを3列に配置。座席は本革が使用され、電動リクライニングが可能。

さらに、バックシェル構造を採用したうえで、シートピッチは国内最大級の1300mmを確保しています。

JR特急のグリーン車を凌ぎ、新幹線のE5系E5・H5系:新幹線(はやぶさ・はやて・やまびこ・なすの)などのグランクラスと遜色のない設備を誇ります。読書灯もついています。

中間車両はこちらもバックシェル構造を採用したレギュラーシートが4列に配置されています。シートピッチは1160mmで

JR各社の特急車両用グリーン車と同等、灰色と茶色を基調とした内装でまとめられています。

勿論、向い合せにしても肘掛から小型のテーブルが引き出せます。プレミアムシートを含め全座席にコンセントがあります。

ロッカーは、概ね各車両の名古屋寄りに、フリー(ベンチ)スペースは、レギュラー車両に6両編成で2か所、8両編成で3か所、

カフェスポット(挽きたてのコーヒーです:200円)は、プレミアム車両の出入り口付近にあります。お菓子も販売しています。

くつろぎとゆとりのある快適性を追求した編成になっております。大阪線の山岳地帯でも高速(120km以上)で走破できる性能です。

定期列車は、全編成が出揃い、アーバンライナー(2100021000系:アーバンライナーPlus・21020系21020系:アーバンライナーNEXT)は名阪乙特急で運転されています。

現在、高安検車区に6両編成4本、富吉検車区に6両編成4本と8両編成3本が配置されています。

2021年5月に鉄道友の会よりブルーリボン賞を受賞しました。2014年の50000系「しまかぜ」50000系:観光特急「しまかぜ」以来の受賞です。

一方、ローレル賞は、JR東日本のE261系(サフィール踊り子)とJR東海のN700SN700系が受賞しています。

【画像解説】
@ひのとりロゴ
Aフリースペース
Bプレミアムシート
Cレギュラーシート
Dカフェスポット
@ひのとりのロゴAひのとりのフリースペースBひのとりプレミアムシートCひのとりレギュラーシートDカフェスポット