開発の経緯:2005年1月の中部国際空港開業でのアクセス特急として製造、2005年1月から営業運転が開始されました。
車体や車内の特徴など:1両当たり片側2つのドアを持ち、ドアは片開き扉ではなく、大きな荷物を持った旅客が利用しやすいようにとして
幅を1mと(高さ1.9m)と広く取った両開き構造を採用。2編成を連結して運用することに備え、先頭車両中央部に貫通扉を設けて連結
した際にも通り抜けが出来るように配慮されているが、普段はカバーが掛けられて凹凸も少なく車体と一体感を出すように工夫されており、
中部国際空港の愛称であるCentrair(セントレア)のロゴが貼られています。
座席は、全てリクライニングシート、1000mmのシート間隔で、回転式です。各デッキに大型の荷物置き場を設置しています。
旅客用案内装置として、デッキとの仕切り扉上部に設置された22インチの液晶ディスプレイに表示されるようになっています。
製造は全て日本車輛が担当しています。
現在、空港アクセス特急として、4両編成12本が運用中です。他の空港アクセス特急は、
成田空港へ、JR東日本のE259系「成田エクスプレス」
、京成電鉄のAE1「スカイライナー」
、
関西空港へ、JR西日本の281系「はるか」
、南海電車の50000系「ラピート」
があります。