南海電車の車両ご紹介


31000系:南海電車特急用「りんかん」など最終更新日:2021年6月21日31000系:南海電車特急用「りんかん」など

              

※南海電鉄31000系「りんかん、こうや」
31000系:南海電車特急「りんかん」

31000系:南海電車特急用「りんかん」など南海電鉄31000系「こうや、りんかん」の詳しい説明です。

製造年:1999年
編成規模:4両
受賞経歴:なし
(配置状況)南海電鉄:4両編成×1
最高運転速度
100km
115km(設計上)  
主電動機(モーター):抵抗制御直並列組合せ
集電(パンタブラフ):下枠交差式
主な運用路線
高野線、(南海本線)
【解説】
 30000系30000系:「こうや」の後継車ではなく、「こうや」の増発と「りんかん」8両編成化のための増備車として製造されました。
本形式の製造にあたってはコスト削減も図られ、部品に廃車発生品を多用しています。

11000系と外観は似ており、橋本〜極楽橋間の山岳線区に乗り入れるため、30000系と同じ17m級の中型車として製造されました。

 車体と車内について:車体は17mの普通鋼製、前面は貫通型3枚窓で、貫通扉上に種別幕を備えています。

前面両側の窓下に角形の前照灯・尾灯を収めた灯具を持ち、車体の塗色は30000系と同じ赤と白のツートンで、側面の客用窓は
11000系11000系:「サザン、泉北ライナー」と同様の連続窓となっています。客扉は折戸式を採用し、各車とも車端部の片側1か所に配置されています。
客室はデッキを介して外部と仕切られ、特急形車両としての居住性を満たしています。デッキ部分にはゴミ箱のほか、

難波方向の先頭車には飲料自動販売機が設置されています。

座席は、2−2列の回転リクライニングシートで、シート間隔0.98m、座席幅は0.46mです。

背面テーブル、網ポケットなどがあり、座席は自動回転装置付きです。

製造は東急車輛です。

 現在、「こうや」と「りんかん」で運転されています。

【画像解説】
@車内の様子
A先頭車の車内
(前面展望が可能)
B座席の様子
Cラッピング編成
(黒こうや)
@31000系:車内の様子A31000系:先頭車の車内B31000系:座席の様子C31000系:ラッピング編成