東急電鉄の車両ご紹介


東急5000系:通勤型標準最終更新日:2020年8月20東急5000系:通勤型標準


※東急電鉄5000系標準通勤型電車
東急5000系:標準通勤型

東急5000系:通勤型標準東急5000系:標準通勤型電車の詳しい説明です。

製造年:2002
〜随時製造中
編成規模:460両
(2020年現在)
受賞経歴:なし
配置区:長津田検車区
元住吉検車区(2020年現在)
最高運転速度
120km(設計上)
主電動機(モーター):IGBT素子VVVFインバータ制御
集電(パンタブラフ):シングルアーム式
主な運用路線
本線系統の全て(東横、田園都市、大井町、目黒)、横浜高速鉄道、東京メトロ、東武鉄道の他社線
【解説】
 開発の経緯:通勤型8000系、8500系の置換え用と他社線直通の目的として製造、2002年5月から営業運転が開始されました。
他社線とは、横浜高速鉄道(みなとみらい線)、東武伊勢崎線、東京メトロ(有楽町線、副都心線)を指します。

 車体や車内の特徴など:「人と環境にやさしい車両」をコンセプトとして、バリアフリー化のため、ホームと床面の段差を減らし、
一部の吊り手を低くするなどしました。環境への配慮としては、主要機器を3000系をベースに大容量化することにより台数を削減し、
騒音低減が図られました。消費電力量は8500系と比較して約4割削減されました。今後随時製造される東急の標準型です。

 6〜10両編成で1両当たり4か所のドアがあり通勤電車としての運用は考慮されています。その後、6か所ドアの車両も組み込まれました。
座席は、全てロングシートです。

 情報提供機器として、各乗降ドアの上に17インチ2画面の液晶式情報表示装置が設置されています。

 製造は東急車輛と総合車両製作所(J−TREC)が担当しています。

 現在配置されている検車区は、長津田(10両編成が18本、8両編成が4本)と元住吉(8両編成が26本、6両編成が10本)です。
東横線、目黒線、田園都市線、大井町線などで運転されています。東京メトロ、都営地下鉄や東武鉄道への乗入れもされています。
 また、他社から東横線に乗り入れている車両は、東武鉄道50090型50090系:TJライナー、西武鉄道40000系西武40000系があります。

【画像解説】
@ドア上部の案内表示
Aロングシート
B6ドア車座席
C車端部座席
D青がえる塗装編成
@東急5000系:LCD案内表示A東急5000系:ロングシートB東急5000系:6ドア車座席C東急5000系:車端部座席D東急5000系:青ガエル塗装