東武鉄道の車両ご紹介


東武100系:スペーシア最終更新日:2020年6月15日東武100系:スペーシア


※東武鉄道100系特急電車:スペーシア
東武100系:スペーシア

東武100系:スペーシア東武100系:特急電車「スペーシア」の詳しい説明です。

製造年:1990年
〜1991年
編成規模:54両
受賞経歴:1991年に鉄道友の会よりブルーリボン賞受賞
1990年に日本産業デザイン振興会よりグッドデザイン賞受賞
配置区南栗橋車両管区
(2020年現在)
最高運転速度
130km
主電動機(モーター):GBT素子VVVFインバータ制御
集電(パンタブラフ):下枠交差式
主な運用路線
東武伊勢崎線(スカイツリーライン)、日光線、鬼怒川線、JR湘南新宿ライン、JR東北本線
【解説】
 開発の経緯:1720系特急電車の老朽化による置換えで製造、1990年6月から日光線・きぬがわ線系統で運転が開始されました。
1990年9月には、全列車が1720系から置換えが完了しました。

アルミ合金、先頭車は流線形で、高運転台(JR新幹線の100系に似ています)、普通座席は、1.1mのシート間隔で、フットレストありの
JR特急のグリーン座席に相当する設備です。4人用個室、ビッフェもありJRの特急車両編成を凌ぐ設備を誇ります。

 車体塗装は、ジャスミンホワイトを基調にパープルルビーレッドとサニーコーラルオレンジの帯を巻いており窓回りを黒としていましたが、
後述するリニューアル工事によって現存していません。

リニューアル工事:2011年〜2014年にかけてリニューアル工事を実施しました。座席モケット、壁紙、カーペットの交換、
車体塗装の変更(パープルルビーの細帯はフューチャーブルー、サニーコーラルオレンジの太帯と側窓周囲の黒色部は東京スカイツリーの
ライトアップデザイン「雅」をイメージした江戸紫としたもの、同じく「粋」をイメージした「隅田川の水をモチーフとした淡いブルー」としたもの、
側窓周囲も含めて日光線・鬼怒川線優等列車のイメージカラーである「サニーコーラルオレンジ」基調とした3種3編成に変更)

 現在運転されている列車は下記です。
「きぬ・けごん」:浅草〜東武日光・鬼怒川温泉、「スペーシアきぬがわ・日光」新宿〜〜東武日光・鬼怒川温泉(253系253系:直流型特急電車と共同運用)
新宿駅発の列車は、JR線の湘南新宿ライン(新宿〜大宮間)、と東北本線(JR宇都宮線:大宮〜栗橋間)を走行します。

 製造は、アルナ工機と東急車輛です。
列車編成の設備は、近鉄の23000系23000系:伊勢志摩ライナー「伊勢志摩ライナー」、50000系50000系:観光特急「しまかぜ」「しまかぜ」と見劣りしません。 

【画像解説】
@ロゴ
A普通座席
B4人用個室
Cビッフェ
Dスカイツリー
@東武100系「スペーシア」:ロゴA東武100系:普通座席B東武100系「スペーシア」:4人用個室C東武100系「スペーシア」:ビッフェD東武100系「スペーシア」:スカイツリー