快速列車のご紹介


EV−E301系:JR東日本快速・普通用最終更新日:2020年12月14日EV−E301系:JR東日本快速・普通用


        

※EV−E301系:直流型近郊電車(JR東日本の快速・普通列車)
JR東日本:EV−E301系

EV−E301系:JR東日本快速・普通用EV−E301系:直流型近郊電車(JR東日本の快速・普通:蓄電池駆動電車)の詳しい説明です。

製造年:2014
〜2017年
編成規模:8両
受賞経歴:2015年に鉄道友の会よりローレル賞受賞
配置区:直方車両センター
(2020年現在)
最高運転速度
100km
主電動機(モーター):VVVFインバータ制御
集電(パンタブラフ):シングルアーム式
主な運用路線
東北本線、烏山線など
【解説】
 開発の経緯と現在:この電車は、屋根上に集電装置(パンタグラフ)を持つVVVFインバータ制御の電車に走行用のリチウムイオン電池

を搭載し、架線のない区間でのモーターによる走行を可能にした営業用蓄電池駆動電車です。

本系列は、2014年3月15日のダイヤ改正から、東北本線(宇都宮〜黒磯)から烏山線への直通列車運用で営業を開始した車両で、

2両編成1本が量産先行投入。

電化区間(東北本線)では架線からの電力により走行すると同時に、大容量蓄電池(リチウムイオン電池/600V-95kWh)に充電。

非電化区間(烏山線)では蓄電池の電力で走行し、烏山駅に設置した専用の充電設備で充電して折り返し運用についています

(※宝積寺駅から烏山駅へ折り返す場合は、宝積寺駅で充電)。烏山線での最高運転速度は65kmです。

 製造は、総合車両製作所横浜事業所が担当。

愛称は「ACCUM」(アキュム)で、これは蓄電池を表す英語「Accumulator(アキュムレータ)」に由来。

また、形式のEVは、「Energy storage Vehicle」の略です。車体は、次世代ステンレス車両「sustina」を採用したステンレス製。

室内照明はLEDを採用し、座席はオールロングシートです。ワンマン運転が基本です。
同様の車両としては、交流用の営業用車両としては2016年10から運転のJR九州BEC819系BEC819系:JR九州快速・普通用が、
2017年3月17日からは、JR東日本でBEC819系をベースに耐寒耐雪対応等のカスタマイズを
行ったEV−E801系EV−E801系:JR東日本快速・普通用が奥羽本線・男鹿線(秋田〜男鹿間)に投入されています。

【画像解説】
@車内の様子(ロングシート)
A案内表示器
B車体側面のロゴ
@EV−E301系:ロングシートAEV−E301系:車内の案内表示器BEV−E301系:運転台の様子