※７３７系：交流型通勤（近郊）電車（ＪＲ北海道）

製造年：２０２２、２３年
（今後、増備あり）

編成規模：２両x１３

受賞経歴：なし

配置会社：札幌運転所
（２０２５年現在）

最高運転速度

１２０ｋｍ

主電動機（モーター）：ハイブリッドＳＩＣ素子インバータ制御

集電（パンタブラフ）：シングルアーム式

主な運用路線

函館本線、室蘭本線、千歳線

【解説】

　開発の経緯と現在：７３５系に続くＪＲ北海道の通勤電車で、日立製作所が製造を担当。
函館本線、室蘭本線、千歳線内の気動車や７２１系電車の老朽化に対応した、置換え用として製造されました。
ワンマン運転を前提とした車両で、その拡大を図る目的も兼ております。

　車両の特徴と車内について：全車運転台付きであることやワンマン運転用機器の搭載による重量増加に対応するため、
在来線向け営業用車両では７３５系電車以来のアルミニウム合金製車体（ダブルスキン構造）を採用しました。
車体については、これまで極寒冷地では使用実績の無かったアルミダブルスキン構体を採用しました。

乗降時間短縮のため、車内は全てロングシートで、車両の中間にフリースペースが設置されています。

　列車編成は、２両編成で、札幌運転所に配置されています。
前面は、Ｈ１００形に似ております。