※JR東海・西日本:213系直流型近郊電車
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製造年
1987年〜1988年 (0番台:JR西日本) 1989年〜1991年 (5000番台:JR東海) |
編成規模:65両→56両
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受賞経歴:なし
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配置区:
JR西日本:下関総合車両所岡山電支所 JR東海:大垣車両区 (2025年現在) |
最高運転速度
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110km
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主電動機(モーター):界磁添加励磁制御
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集電(パンタブラフ):菱形とシングルアーム式
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主な運用路線
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山陽本線、赤穂線、宇野線、本四備讃線(瀬戸大橋線)、伯備線、飯田線、予讃線、土讃線
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【解説】
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開発の経緯と現在:当時建設中だった本四備讃線(瀬戸大橋線)直通の快速列車用として、先に登場した211系をベースに開発。
軽量ステンレス車体の採用により編成重量が小さくなったことから、単行車両以外では異例となる1M方式を採用、 1M2T(Mc・T・Tc)が基本組成としています。 国鉄として最後の新系列車両で 、岡山地区向けに製造された0番台と、JR東海が関西本線名古屋地区向けに製造した5000番台の2種類 に大別される。車体は、全長20mのステンレス製車体に片側2か所の両開扉と、戸袋部を除いて2枚1組の一段下降式ユニット窓が並ぶ 現在、JR西日本は、0番台が下関総合車両所岡山電支所に28両、JR東海は、5000番台が大垣車両区に28両が在籍しています。 座席は、転換クロスシートの2−2列シートで、117系を参考にしています。 0番台(JR西日本)の運用の推移:1988年から2003年までは、岡山〜高松間の快速「マリンライナー」の運用に充当されていました。 その後、岡山周辺の普通、快速列車への充当で現在に至っております。2両編成については、ワンマン運転対応の改造もされています。 1編成のみ観光イベントを目的とした「ラ・マル・ド・ボァ」:(la・Malle・de・Bois:(フランス語で旅行かばん))に改造、 2016年4月から「ラ・マルしまなみ、せとうち、ことひら、備前長船」などの観光列車が運用中です。全てグリーン座席で、自転車も 載せるこたができます。(クロ212-7004+クモロ213-7004の2両編成) 5000番台(JR東海)の運用の推移:関西本線の165系の置換えで製造されました。関西本線と中央本線で運用が開始されましたが その後は、飯田線の119系の置換えで2011年11月から飯田線の普通列車お運用が始まり、現在に至っております。 外観上の改造では、パンタグラフがシングルアーム式に変更された以外は、転落防止幌、ドアチャイム、車椅子スペースの設置があります。 他の転換式クロスシートの車両については、座席のご紹介をご覧ください。 |
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【画像解説】 @JR西日本(0番台)座席 AJR東海(5000番台)座席 B車端部の様子(0番台) C「ラ・マル・ド・ボァ」座席 D「ラ・マル・ド・ボァ」編成 EJR東海(5000番台)編成 |
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