開発の経緯と現在:東海道・山陽本線の普通電車で運用されている201、205系などの置換えで投入された新造の通勤型電車。
2005年から2006年までに39編成273両が、全て、近畿車両で製造されました。
当初は、207系に準じたデザインでしたが、帯色を紺色とオレンジに変更して登場。
また、先頭車の重心を下げるため、両端にモーター車を配置するように設計を変更。大型の案内情報表示器を車内中央部に配置しています。
中央部のロングシートを一人幅470mmの6人掛けとしています。最高速度は120km/hです。
運用は、207系とともに、東海道本線、山陽本線の草津〜加古川間の普通電車、福知山線の尼崎〜篠山口間の普通・快速電車
JR東西線、片町線、関西本線の尼崎〜京橋・木津・奈良間の普通・快速電車があります。
特に、東海道本線、山陽本線では、新快速や快速(午前のラッシュ時のみ)の223系
や225系
との併走が観られます。
全編成、網干総合車両所明石支所に所属しております。
編成は7両で、6M1Tの強力編成(270kwx2x6の3、240kw)です。