阪急電車の車両のご紹介


9300系:阪急京都本線用最終更新日:2020年8月15日9300系:阪急京都本線用

※阪急京都本線用9300系
9300系:京都本線用

9300系:阪急京都本線用阪急京都本線用9300系の詳しい説明です。

製造年:2003年
   〜2011年
編成規模:88両
受賞経歴:なし
配置区:正雀車庫
(2020年現在)
最高運転速度
115km
設計上は130km  
主電動機(モーター):IGBT素子VVVFインバータ制御
集電(パンタブラフ):シングルアーム式
主な運用路線
京都本線、千里線、嵐山線、大阪メトロ堺筋線
【解説】
 京都本線の6300系6300系:京都線用の置換えとして2003年に登場しました。製造はアルナ車両(元アルナ工機)と日立製作所です。
 開発のコンセプトと特徴など:京都本線で使用している6300系の置換え用で、2ドアの6300系ではなく3ドアタイプによる
乗り降りの円滑化と、ホームドア位置の統一を目指す目的とバリアフリーの充実、地球へのやさしさ(環境への配慮)を追求し、

将来の神戸本線や宝塚本線の乗入にも対応できるような車体寸法になっています。長さ:18.9m、幅:2.78m、高さ:4.095m

 車体と車内について:随所に乗り心地の改善とバリアフリーに徹底した構造と内装になっています。
座席は座り心地の良いクロスシートで、京都寄りの車端部と運転台直後はロングシートです。
車体は、アルミニウム合金のダブルスキン構造です。

また、公衆無線LANによるWI−FIサービスも2018年11月から開始されました。自動放送設備も完備しています。
 京都本線の西山天王山〜大山崎間のJR東海道本線(JR京都線)の併行区間では、JR西日本の新快速電車JR西日本新快速表示
快速電車221系:新快速・快速用、特急列車(サンダーバード、はるか、スーパーはくとなど)683系:先頭(グリーン車)281系特急電車HOT7000系:智頭急行「スーパーはくと」との併走バトルもあります。
乗り心地が良いすべるような走行は、阪急電車の特徴で、115kmのスピードでも揺れはほとんど感じません。

他の転換式クロスシートの車両については、座席のご紹介をご覧ください。

 

【画像解説】
@ラッピングトレイン
A車端部のクロスシート
B中間部のクロスシート
C車端部のロングシート
@9300系:ラッピングトレインA9300系:車端部クロスシート座席B9300系:中間部クロスシート座席C9300系:車端部ロングシート座席