京浜急行電鉄の車両ご紹介


京浜急行電鉄2100形:2ドアタイプ最終更新日:2021年4月21京浜急行電鉄2100形:2ドアタイプ


※京浜急行電鉄2100形2ドアタイプ電車
京浜急行電鉄2100形

京浜急行電鉄2100形:2ドアタイプ京浜急行電鉄2100形:2ドア通勤型電車の詳しい説明です。

製造年:1998
〜2000年
編成規模:80両
(2020年現在)
受賞経歴:なし
配置区:色々(2020年現在)
最高運転速度
120km
130km(設計上)
主電動機(モーター):IGBT素子VVVFインバータ制御
集電(パンタブラフ):シングルアーム式
主な運用路線
京急本線、久里浜線、空港線、逗子線
【解説】
 開発の経緯:2000形の置換えとして製造、快適性の向上、環境への配慮、省エネルギー化、保守の低減などを目指し、

1998年3月から営業運転が開始されました。

 車体や車内の特徴など:先頭部はスピード感のある流線型で、スカートと一体感を持った3次元曲面で構成されています。(新1000形同様)

製造は、東急車輛、川崎重工業がそれぞれ担当しました。車内のシートは、転換式クロスシートが基本です。
シート間隔は850mmで、近鉄の5200系5200系:通勤型3ドアやJR西日本の117系117系:新快速・快速用、221系221系:新快速・快速用の910mmより若干狭いようです。
 
側窓はすべて濃色グレーの熱線吸収・複層ガラス構成で、結露防止と空調の効率化のために全てが固定窓です。カーテンも付いています。

 情報提供機器として、客室ドアの上部に17インチ液晶ディスプレイ(LCD)を採用

 現在、8両編成10本、80両が配置されています。

都営浅草線への乗り入れは、2ドアタイプであるため都営側が許可せず、京急線内の優等列車に主に使用されています。

クロスシートの特徴を活かして、朝夕の通勤座席指定列車(モーニングウィング、イブニングウィング)として

泉岳寺・品川〜久里浜・三崎口間で運用されています。
2021年4月から新1000形京浜急行1000形の20次車の登場で通勤座席指定列車にも運用されるため、座席サイズや付帯設備(電源コンセントなど)で
座席に格差が発生しますが料金はどうなるでしょうか注目するところです。

また、イベント列車として色々なラッピング列車が登場しています。

品川〜横浜間は、JR東日本の東海道本線・京浜東北線と並行しているので、JR電車との競争もあります。

他の転換式クロスシートの車両については、座席のご紹介をご覧ください。

【画像解説】
@クロスシート
A車端部座席
Bドア上LCD表示
Cラッピング列車
@京浜急行2100形クロスシートA京浜急行2100形:車端部座席B京浜急行2100形:LCD表示C京浜急行2100形:ラッピング