最終更新日:2021年4月17日
※京浜急行電鉄1000形通勤タイプ電車
|
京浜急行電鉄新1000形:通勤型電車の詳しい説明です。
製造年:2002年
〜製造中 |
編成規模:472両
(2020年現在) |
受賞経歴:なし
|
配置区:色々(2020年現在)
|
最高運転速度
|
120km
130km(設計上) |
主電動機(モーター):IGBT素子VVVFインバータ制御
|
集電(パンタブラフ):シングルアーム式
|
主な運用路線
|
京急本線、久里浜線、空港線、都営浅草線、京成本線、成田スカイアクセス線(北総鉄道、成田空港高速鉄道)
|
||
【解説】
|
開発の経緯:1000形などの旧型車両の置換えとして製造、快適性の向上、環境への配慮、省エネルギー化、保守の低減などを目指し、
2002年4月から営業運転が開始されました。 車体や車内の特徴など:先頭部はスピード感のある流線型で、スカートと一体感を持った3次元曲面で構成されています。 アルミ合金車両とステンレス車両があり、製造の年度により車体と車内の設備が改良されています。 製造は、東急車輛、川崎重工業、総合車両製作所がそれぞれ担当しました。車内のシートは、ロングシートが基本です。 扉間は脚台をなくした片持ち式ロングシート、車端部が補助いす付きのクロスシートで、製造年度が若い車両は、電源コンセントありです。 情報提供機器として、客室ドアの上部に17インチ液晶ディスプレイ(LCD)を採用 製造年度で1次車〜19次車まであり、車体と車内の改良が随時実施されています。(ここでは省略します)。 現在、8両編成28本、6両編成24本、4両編成26本の合計472両(事故での廃車は除く)配置されています。京浜急行での最多車両です。 8両編成は都営浅草線、京成線、北総線への乗り入れ運用を中心とした快特(快速特急)などの優等列車に主に使用されています。 6両編成は主に普通列車に使用 されています。また、2012年10月21日からは、日中の羽田空港 - 逗子・葉山間のエアポート急行 の一部にも運用されています。 4両編成は普通列車や優等列車の増結車や4両編成を2本連結した8両編成でエアポート急行として運用されるほか、 大師線でも運用されることがあります。また、1800番台は幌を繋いだ際に限り、地下鉄線内への乗入が可能です。 品川〜横浜間は、JR東日本の東海道本線・京浜東北線と並行しているので、JR電車との競争もあります。 2021年4月に20次車が登場、京急初のL/C(ロング・クロスシート)です。トイレも完備しており今後のイベント列車や 2100形への増結による有料座席指定列車「モーニングウィング、イブニングウィング、ウィングシート」の運用もあります。 シート間隔は、近鉄5800系とほぼ同じ980mmぐらいです。全座席に電源コンセントとドリンクフォルダーおよび 上着を掛けるフックが設置され、Wi−Fiサービスもあります。運転席後方に座席もあり前面展望が可能です。(側窓は狭いですが・・) また、中間車両にはトイレが1編成で2カ所設置されています。バリアフリーと男性用があります。(京急初) |
||
【画像解説】 @ロングシート A車端部座席 Bドア上LCD表示 Cラッピング列車 **20次車** Dクロスシート(中間座席) Eロングシート(中間座席) Fクロスシート(車端座席) Gロングシート(車端座席) H座席下部の様子 Iクロスシート(運転台直後) J先頭車側面の様子 Kクロスシートの様子(背面) 座席転換レバーと洋服掛けフック |
@![]() ![]() ![]() ![]() D ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() I ![]() ![]() ![]() |