最終更新日:2025年7月12日
※JR東日本HB−E300系:ハイブリッド気動車
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JR東日本:HB−E300系ハイブリッド気動車の詳しい説明です。
製造年:2010年
・2019年 |
編成規模:18両
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受賞経歴:なし
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配置区:新津運輸区、秋田車両センター
など(2025年現在) |
最高運転速度
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100km
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動力方式:ディーゼル(DMF15HZB−G(小松製作所製)
制御方式:VVVFインバータ制御(モーター駆動方式) |
集電(パンタブラフ):なし
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主な運用路線
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羽越本線、磐越西線、米坂線、信越本線、津軽線、五能線、奥羽本線
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【解説】
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開発の経緯:JR東日本が開発した次世代型ハイブリッド気動車で、JR東日本では本系列以降、キハE200形のような従来の「キ」から始まる
形式称号に替えて、「HB−」の記号を用いています。観光用が目的です。基本的な性能はキハE200形と同一ですが、 車体は台枠を除きステンレス材で構成した軽量ステンレス車体ですが、先頭車の前頭部は普通鋼製となっています。 採用しているハイブリッドシステムは、エンジンの動力を直接駆動力には使用せず、発電機を回転させる電力用として使用され、 発電機からの電力と搭載された蓄電池の電力と組合わせてモーターを駆動する「シリーズハイブリッド」方式と呼ばれるシステムで、 電車の技術が最大限に使用できるのが特徴です。側面にはキハE200形と同じ書体で「RESORT HYBRID」のロゴが描かれています。 車内は、リクライニング付きクロスシートが基本ですが、車両によっては、コンパートメントのような座席やグリーン座席もあり、 運転席からの前面展望ができるラウンジ、イベントコーナーなどのフリースペースもあります。 現在、18両が観光列車として運用されており、下記の列車があります。 (1)リゾートビューふるさと:長野総合車両センターで1x2両編成 (2)リゾートしらかみ:秋田車両センターで2x4両編成 (3)リゾートあすなろ:八戸運輸区で2x2両編成 (4)海里:新潟車両センタで1x4両編成 |
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【画像解説】 リゾートしらかみの車内の様子 @1・3・4号車 A2号車 B展望ラウンジ Cイベントスペース D乗車記念証とスタンプ 各種の編成 @リゾートビューふるさと Aリゾートしらかみ(ブナ) Bリゾートしらかみ(青池) C海里 |
リゾートしらかみの車内の様子 各種の編成 |