近鉄電車のご紹介


8A系:4ドア通勤型最終更新日:2025年4月8日8A系:4ドア通勤型


         

※近鉄通勤型電車8A系(4ドアLCシート)
8A系系:4ドアLCシート

8A系:4ドア通勤型4ドア通勤型電車:8A系の詳しい説明です。

製造年
2024年〜製造中
 
編成規模
4両編成X12*増備有り
受賞経歴:まだ
配置検車区:西大寺、東花園
(2025年現在)
最高運転速度
120km  
主電動機(モーター):VVVFインバータ制御
集電(パンタブラフ):シングルアーム式
主な運用路線
天理線、橿原線、京都線、奈良線(以降は、大阪線、名古屋線、山田線、鳥羽線、南大阪線にも導入)
【解説】
 開発の経緯:一般型通勤車両が400両(昭和40年代に製造)以上使用されており、それらの車両の置換えを前提として

2024年より製造が開始され、随時、奈良線、京都線、橿原線、天理線に投入されました。

 製造が近畿車輛です。1編成4両で構成され、他の一般形通勤車両との混結が可能です。

4ドアで両開きの広いドア、ドア間3列のLCシート、ドア付近の一部は2箇所に「やさしば」シート設けています。

 クロスシート時のシート間隔は、980mmでゆったりとしています。座席下のペダル操作でロングシート状態にもできます。

 先頭車両の外観は、六角形の形状で、独特なスタイルです。

大阪線や名古屋線にも2025年度中に2〜3編成が導入されます。

走行性能は、大阪線の22.8‰ - 33‰上り連続勾配区間でも100km前後で走行可能な性能を確保しています。
その他、技術的な説明は割愛しますが、シリーズ21(5820系)5820系:通勤型LC以来の新型車両の導入です。
 形式表示ですが、近鉄で初となるアルファベットが採用されています。内訳は下記です。

8A4xx:先頭の電動制御車、8A3xx:中間の付随車、8A2xx:中間の電動車、8A1xx:先頭の制御車

よって、モ8A4xx+サ8A3xx+モ8A2xx+ク8A1xx、という編成です。xxは編成の番号となります。

他の転換式クロスシートやLCシートの車両については、座席のご紹介をご覧ください。

【画像解説】
@車内の様子
Aクロスシート状態
Bロングシート状態
Cフリースペース「やさしば」
D混結編成(1252系+)
@8A系:車内の様子A8A系:クロスシート状態の様子B8A系:ロングシート状態C8A系:フリースペース「やさしば」D8A系:1252系との連結