快速列車のご紹介


YC1系:JR九州快速・普通用最終更新日:2025年6月13日YC1系:JR九州快速・普通用


                

※YC1系:一般形気動車(JR九州の快速・普通列車)
JR九州:YC1系

YC1系:JR九州快速・普通用YC1系:一般形気動車(JR九州の快速・普通)の詳しい説明です。

製造年
2018〜2027年
:(予定)
配置両数
約60両
受賞経歴:なし
配置区:長崎地区の
各車両センター(2025年現在)
最高運転速度
110km
動力方式(ディーゼル):SA6D140HE-3直噴式直列6気筒ディーゼルエンジン
集電(パンタブラフ):なし
主な運用路線
長崎本線、佐世保線、大村線など
【解説】
 開発の経緯と現在:YC1系は「やさしくて力持ちの鉄道車両」を開発コンセプトに誕生した蓄電池搭載形ディーゼルエレクトリック車両

(ハイブリッド車両)で、形式名のYCは「Yasashikute Chikaramoti」の頭文字から取りました。

編成は量産先行車が0番台と1000番台、量産車が100番台と1100番台、200番台+1200番台の2両を基本としています。

このうち200番台+1200番台は半永久連結器による2両固定編成として運用されています。また、3両編成も存在します。

 動力はディーゼルエンジンに直結された発電機によって得られた電気エネルギーによるモーター駆動方式です。

また、屋上に搭載された主回路蓄電池アシスト機能によって効率的な走行性能の実現と、ブレーキ時に発生する回生電力を

主回路蓄電池に充電させることにより、エネルギーを有効活用。キハ66系と比較して約20%の燃費の向上を実現しています。

JR九州の気動車では初めて、ワンハンドルマスコンを採用しました。
車体前面は黒色、側面ドアはメタリックオレンジとし、821系821系:JR九州快速用と同様に前面と側面ドアに飾り照明を施しているのが、ユニークな点です。
 車内は量産先行車の0番台と1000番台がセミクロスシートで、ロングシートと4人掛けボックス席を基本に配置(トイレ前は2人掛けボックス席)。

床を木目調としている。一方、100番台+1100番台、200番台+1200番台は車端部を除きオールロングシートとなっています。
 側扉付近の天井には821系、817系817系:JR九州快速用と同様のサークル状の吊り手を設置しています。821系、817系の気動車版とも言えます。
 2020年3月より、佐世保線(早岐 - 佐世保)、大村線、長崎本線(諫早 - 長崎:旧線含む)で営業運転を開始しました。

2022年9月23日の西九州新幹線の開業より、非電化区間となる長崎本線の肥前浜〜諫早間のうち、

小長井〜諫早間の一部列車にも運用拡大しました。

また、佐世保線の江北(旧名は肥前山口)〜早岐間でも運用されるようになり、ワンマン運転が基本運用です。
キハ200系キハ200系(220形):JR九州快速・普通用一般形気動車との出会いは、しばらくなさそうですね。以前は、長崎地区で運用していましたが・・・
他の転換式クロスシートの車両については、座席のご紹介をご覧ください。

 製造は、川崎重工業(川崎車両)が担当。
2025年6月12日に7両の追加投入で既存のキハ47形(ふたつ星キハ47系:JR九州(指宿のたまて箱)は除く)を置換えることがJR九州から発表されました。
長崎本線の江北〜長崎間、佐世保線の江北〜佐世保間、大村線の早岐〜諫早間の普通列車が対象です。

7月1日からで、長崎本線の港北〜小長井間は初めての運用となります。

【画像解説】
車内の様子
@車内の様子:ロングシート
A車端部の様子:クロスシート
Bクロスシートの状態
C車椅子スペースの様子
D車外側面表示
@YC1系:ロングシートAYC1系:車端部クロスシートBYC1系:クロスシートCYC1系:車椅子スペースDYC1系:側面表示