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700系7000番台:山陽新幹線最終更新日:2021年5月17日700系7000番台:山陽新幹線


※700系7000番台:山陽新幹線(ひかりレールスター、こだまなど)
700系7000番台:山陽新幹線

700系7000番台:山陽新幹線700系7000番台:山陽新幹線列車の詳しい説明です。

製造年:1999
2006
編成規模:8両編成X16
受賞経歴:2000年鉄道友の会よりローレル賞受賞
配置区:博多総合車両所
(2020年現在)
最高運転速度
285km:山陽
260km:九州
主電動機(モーター):VVVFインバータ制御
集電(パンタブラフ):シングルアーム式
主な運用路線
山陽新幹線、博多南線
【解説】
 1999年12月に登場した2000年3月から運転される「ひかりレールスター」用の車両です。8両編成で16本が製造されました。

 1995年の阪神・淡路大震災以降、大阪(関西)から北九州への輸送で航空会社のシェアを伸ばしていました。

それを取り戻すために、700系の高速性能で更なる居住空間の改善を図るべく開発されたのが700系7000番台車です。

すでに「のぞみ」が新大阪〜博多間を約2時間35分で結んでいました。まだ、「のぞみ」の運転本数が少ないので、

「のぞみ」を補充する「ひかりレールスター」の運転が2000年3月11日から開始されました。

この当時のJR西日本の看板列車でした。

新大阪〜博多間の所要時間は「のぞみ」と遜色のない2時間40分でした。

 車体は、従来の700系と同じく、アルミダブルスキン構造となっています。

 車内設備の面でも指定席を「ウエストひかり」の指定席を継承した2−2列の配置としたことや、セミコンパートメントの設置、

タッチパネル式の情報案内(旅指南)の設置など、同形式でありながら車内設備の面では従来の700系とは全く異なるものとなりました。

8両編成で、1〜3号車は、2−3列の普通自由席、4〜8号車は、2−2列シートの普通指定席、8号車の半分は、セミコンパートメント

(4人定員の普通個室)という構成です。普通座席の窓側には電源コンセントが付いています。

 指定席のシート幅は465mm、シート間隔は1040mmで、当時のグリーン座席と遜色なしです。オーディオジャックが付いています。
 2011年3月の九州新幹線博多延伸開業では、N700系7・8000番台N700系7・8000番台:山陽・九州新幹線が、「みずほ、さくら」として運転が開始されました。
この車両の増備により700系7000番台は、「ひかりレールスター」の運用を徐々に減少され、現在は、1往復を残すのみとなり
500系500系:こだま(元のぞみ)同様に「こだま」の運用が増加しました。タッチパネル式の情報案内(旅指南)は2008年3月でサービスは終了しました。

【画像解説】
@普通車指定席
A普通車自由席
B普通個室
Cデッキ
Dロゴマーク
E旅指南
@700系:指定席座席A700系:自由席B700系:普通個室C700系:デッキD700系:ロゴE700系:旅指南