JR九州の列車ご紹介


883系:交流型電車特急885系:交流型特急電車最終更新日:2022年9月25日 787系:各路線で活躍中783系:各路線で活躍中

※JR九州の顔(885系電車)
JR九州885系

※代表列車
485系:ボンネットタイプ485系:元「つばめ」、「はと」、「有明」、「にちりん」、「かもめ」、「みどり」、「日向」
既に引退した485系交直流型特急電車のご紹介です。
鹿児島本線、日豊本線、長崎本線、佐世保線の特急列車が主な運用でした。国鉄時代は、「つばめ」、「はと」など数々の列車に使用されました。

JR化後も、「有明」、「にちりん」、「かもめ」、「みどり」、「ハウステンボス」などに使用されていました。車体の色もカラフルでした。

JR化後は、東日本、西日本、九州で使用されました。最高運転速度は120kmでしたが、設計上は160kmまで行けます!!
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現在は、ジョイフルトレインとして3編成がJR東日本で健在です。(「華(はな)」、リゾートやまどり」、「ジバング」)

                
583系:貫通型(きたぐに編成)583系:元「月光」、「金星」、「明星」、「きりしま」、「みどり」、「つばめ」、「はと」、「有明」、「しおじ」
既に引退した583系交直流型特急電車のご紹介です。581系を含め434両が製造されました。直流、交流50/60hzの全電化区間を走行できます。
国鉄時代は、九州の南福岡電車区、東北の青森運転所に配置されていました。1975年3月の山陽新幹線博多開業で南福岡電車区から向日町運転所へ転属。

南福岡電車区に配属中は、寝台列車では、「月光」、「金星」、「明星」、「きりしま」
昼行特急では、「つばめ」、「はと」、「しおじ」、「有明」、「しらさぎ」、など数々の列車に使用されました。
1967年10月のダイヤ改正で、581系として寝台列車「月光」と昼行特急「みどり」としてデビューしています。『月光型』とも呼ばれていました。
1968年10月の東北本線全線電化開業後は、青森運転所に583系が配属され、1975年3月まで、車両の転配属が両車両基地で頻繁にされていました。
JR化後は、東日本、西日本で使用されました。JR北海道の7両は台車のみ183系気動車に流用され、営業運転することなく1990年に全車廃車となりました。

最高運転速度は120kmです。既に2017年7月で全車が引退しております。JR西日本の急行「きたぐに」が最後の定期列車で、2012年3月で定期運用終了。
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現在は、京都鉄道博物館でクハネ581ー35と台湾に譲渡したモハネ583・582ー106が静態保存されて健在です。

       
457系:交直流型急行電車457系:交直流型急行電車*東北、北陸、九州の各路線
直流、交流50/60hzの全電化区間を走行できる急行型電車のご紹介です。
JR化後は、東日本、西日本、九州で使用されていましたが、すでに引退。えちごトキめき鉄道で413系として運転されているのみです。
JR九州では、「ゆのか」、「つくし」、「玄海」、「かいもん」、「日南」などの急行列車に使用されていました。
最高運転速度は110kmでしたが、設計上は130kmまで行けます!!
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415系:交直流型近郊電車415系:交直流型近郊電車*山陽本線、鹿児島本線、日豊本線、長崎本線、佐世保線
直流、交流50/60hzの全電化区間を走行できる近郊型電車のご紹介です。
JR化後は、東日本、九州で使用されていましたが、東日本はすでに引退、JR西日本は、113系の改造で27両が健在でしたが2021年3月13日のダイヤ改正で引退。
JR九州には、160両が健在です。鹿児島車両センターの車両は、交流区間限定です。
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800系:九州新幹線(つばめ)800系:つばめ、さくら*九州新幹線の博多〜鹿児島中央間
鹿児島中央(旧西鹿児島)〜博多間を約1時間35分で結びます。2004年3月に九州新幹線が開業した際、従来の幹線であった鹿児島本線
の八代〜川内間は、”肥薩おれんじ鉄道”という第3セクターの鉄道会社によって運用されています。
       
N700系7・8000番台:山陽・九州新幹線N700系(7/8000番台)、N700S/8000番台:こだま、さくら、みずほ、N700S系8000番台:西九州新幹線かもめ
鹿児島中央(旧西鹿児島)〜新大阪間を約3時間50分で結びます。2011年3月に九州新幹線が全通した際に誕生した列車で
JR西日本(N700系7000番台)とJR九州(N700系8000番台)で車両を分担しております。

また、2022年9月23日の西九州新幹線開業でN700S8000番台が「かもめ」として運転が開始されました。(長崎〜武雄温泉間を最速23分)
885系:白いカモメ885系:リレーかもめ、みどり、ソニック*博多〜武雄温泉間、博多〜佐世保間、博多〜大分・佐伯間
「かもめ」は博多〜長崎間を結んでいました。通称「白いかもめ」と呼ばれています。1958年に京都〜長崎・佐世保間のディゼル特急としてデビュー、食堂車を
連結した堂々の14両編成でした。その後の1975年の長崎本線・佐世保線の全線電化まで関西と九州を結ぶ昼間特急として走り続けました。
全線電化以降は、ディゼル特急は廃止され、485系特急電車が博多〜長崎・佐世保(佐世保は「みどり」)を運転するようになりました。
現在は、リレーかもめとして博多〜武雄温泉間を1時間ぐらいで走っています。「みどり」は博多〜佐世保間の運転で、783系より短時間で結びます。

また、「ソニック」は、博多〜大分・佐伯間の運転で、883系との共用運用です。

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883系:ソニック883系:ソニック*博多〜中津・大分間
博多〜中津・大分間を結びます。日豊本線の特急輸送改善と速達化を目的に製造されました。JR九州初の振り子式電車です。
「ソニック」のみの限定運用です。一部の列車が885系です。2005年以降にリニューアル工事をしました。座席の枕部分は、動物の耳のような形状です。

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787系:各路線で活躍中787系:かささぎ、リレーかもめ、にちりんシーガイア、にちりん、きらめき、かいおう、きりしまなど
1992年7月に鹿児島本線の「つばめ」でデビュー、水戸岡さんがデザインした斬新な前頭形状が特徴です。
485系の置換えも目的として、1992年〜2002年にかけて、140両が製作されました。
九州各路線で見かけます。流線形の先頭部、色々な座席(個室やコンパートメント)など、カラフルで個性ある車内です。
2005年3月の九州新幹線の鹿児島中央〜新八代の開業時には、「リレーつばめ」として博多〜新八代間を結んでいました。

2019年に「36ぷらす3」という観光特急にも改造されました。西九州新幹線の開業で「リレーかもめ」として博多〜武雄温泉間を1時間ほどで結んでいます。
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783系:各路線で活躍中783系:ハイパーサルーン(かもめ仕様)783系:かささぎ、リレーかもめ、きらめき、かいおう、きりしま、みどり、ハウステンボスなど
JR民営化後のJRグループで最初の新型電車です。”ハイパーサルーン”の愛称で有名です。
485系の置換え(この時は「有明」がターゲット)を目的として、1988年〜1991年にかけて、90両が製作されました。
今もなお現役で九州各路線で見かけます。流線形の先頭部、中央に設置したドアなど、JR九州の意欲がうかがえます。
1992年までは、グリーン車に女性の乗務員”ハイパーレディー”が乗務していました。

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キハ185系:JR九州キハ185系:ゆふ、九州横断特急、A列車で行こう
国鉄末期の1986(昭和61)年、分割民営化後のJR四国の経営も考え、四国用のオリジナル特急型気動車として登場。
2両編成での運用が出来るように設計されていて、分割併合や増結が容易なように前面は貫通型となっています。
運転手の助手席側は解放され、前面展望が楽しめるように設計されています。
1992年にJR四国から20両購入。「ゆふ」(博多〜大分・別府)、「九州横断特急」(別府〜阿蘇)と「A列車で行こう」(熊本〜三角)で、使用されています。
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キハ183系:JR九州キハ183系1000番台:あそぼーい!
1988年にJR北海道の183系500番台を基本に、分割民営化後のJR九州のオリジナル特急型気動車として登場。
4両編成で、当時の485系電車特急「有明」との協調運転が出来るように設計されています。前面形状は165系のパノラマエクスプレスアルプスにそっくり!!
「オランダ村特急」⇒「ゆふいんの森K世」⇒「シーボルト」⇒「ゆふDX」などの特急列車の愛称を経て、現在は「あそぼーい!」として
熊本〜別府間で運転されています。JR北海道には、「オホーツク」と「大雪」が183系本来の車両(殆ど500番台や1500番台ですが・・・)で運転されています。
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キハ71系:JR九州キハ72系:JR九州キハ71・72系:ゆふいんの森*博多〜大分
1989年に誕生した観光列車で、キハ58・65系を改造した4両編成と新制した5両編成があります。
博多と由布院(湯布院)を結ぶ観光特急列車です。キハ71系では、過去には長崎本線や佐世保線、大村線などの入線実績があります。
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キハ47系:JR九州キハ47系:指宿のたまて箱*鹿児島中央〜指宿
JR九州は新幹線の開業効果を沿線外にも広めるため観光列車の新設を行っており、「指宿のたまて箱」も2011年3月12日の
九州新幹線(鹿児島ルート)の全線開業にともなって翌13日から運転を開始しました。
指宿枕崎線では初めての定期特急列車の運転です。(2021年3月のダイヤ改正で季節列車になりましたが、ほぼ毎日の運転です)
なお、当列車は日本最南端の特急列車でもあります。
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811系:JR九州快速用811系:交流型近郊電車
JR九州が製造した初の近郊電車です。421・423系、715系などの旧型を置換えと
1989年7月のアジア太平洋博覧会「よかトピア」の開催にあわせ、デビューしました。
鹿児島本線、日豊本線、長崎本線などで運転されています。転換クロスシートで快適な乗り心地を提供しています。現在、ロングシート化が進行中です。
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813系:JR九州快速用813系:交流型近郊電車
旧型の近郊電車(421・423系、715系など)を置換えるため、製造されました。
鹿児島本線、日豊本線、長崎本線や筑豊本線、篠栗線などで運転されています。転換クロスシートで快適な乗り心地を提供しています。
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815系:JR九州快速・普通用815系:交流型近郊電車
旧型の近郊電車(423系、457系など)の置換えと豊肥本線の肥後大津電化開業のため、製造されました。
鹿児島本線、日豊本線、豊肥本線などで運転されています。ロングシートで大型の固定窓が特徴です。ワンマン運転が基本の電車。
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817系:JR九州快速用817系:交流型近郊電車
筑豊本線と篠栗線の電化開業に併せて製造されました。
鹿児島本線、日豊本線、長崎本線や筑豊本線、篠栗線などで運転されています。813系同様に転換クロスシートで快適な乗り心地を提供しています。
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BEC819系:JR九州快速・普通用BEC819系:交流型近郊電車(蓄電池による充電で非電化区間の走行可能)
817系をベースに架線式蓄電池電車として開発したもので、愛称は"DUAL ENERGY CHARGETRAIN"から「DENCHA(でんちゃ)」。
鹿児島本線、筑豊本線、篠栗線、香椎線などで運転されています。非電化区間は充電した電気で走行します。
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